ルールを守る意識
ミドルゲーマー
若いころからゲームが好きで、おっさんになった今でもPCを中心にゲームを嗜んでいます。
仕事もありますので毎日というわけにはいきませんが、時間があるときにちょこちょこって感じですね。
ライトゲーマーよりは遊んでいますが、ヘヴィーゲーマーというほどゲームに時間を割いているわけでもないので、ミドルゲーマーってところですかね。
今回は、一番長く遊んでいる「Final Fantasy XIV」(以下「FF14」)のお話。
最近のFF14といえば・・・
FF14はスクウェア・エニックス社が手掛けるMMORPGで、日本のみならず全世界にユーザーがおり、世界でも有数のゲームに成長しています。
私は新生してからほどなくしてプレイを開始しましたので、もう結構な期間遊んでいます(FF14の歴史については割愛します)。
このFF14、最近一番の話題といえば、「絶オメガ検証戦」における外部ツール使用の件でしょう。
FF14は外部ツールの使用を一切認めておらず、確認された場合は厳しい処分が行われています。
今回、「絶オメガ検証戦」という超高難易度コンテンツにおいて、世界最速でクリアしたとするチームが外部ツールを使用していたことが発覚し、使用したチームは運営から処分を受けたようです。
何のためのコンテンツ?
外部ツールはずっと以前から存在しており、その使用や導入についてはずっと論争の的となっていました。
そもそも、何のために禁止されている外部ツールを使用するのか?
それは、「零式」や「絶」といった難しいコンテンツを、いかに早くクリアするか、その競争のためでしょう。
世界最速でクリアし、運営がそれを確認すれば「ワールドファースト」としてフォーラムで紹介してくれる。
その栄誉のために、外部ツールを使用しているのだと思います。
ですが、もともと「零式」や「絶」はなぜ実装されたのか?
はじめは、
「さらなる高難易度コンテンツをプレイしたい」
「自分のプレイスキルを試したい」
という、純粋なチャレンジの想いからだったのではないでしょうか。
それがいつしか、
「なるべく早くクリアしたい」
「誰よりも早くクリアしたい」
「世界で一番早くクリアしたい」
となっていき、そのためには手段を選んでいられない、という「焦り」から、外部ツールの使用へと向かわせるのではないかと思います。
運営責任者である吉田直樹P/Dは、こういった超高難易度コンテンツを実装する際、必ず「焦らず、気長に挑戦してください」と言っています。
とはいえ、ワールドファースト認定は、そういったチャレンジャーの方々への祝福の意を込めて発表していたのだと思いますが、これがスピード攻略に拍車をかけてしまった面は否めません。
今回の件を受けて、当面は発表を控えるとしています。
(個人的な)結論
今回の件について、吉田P/Dから公式声明が発表されています。
外部ツールのの件のほかに、不正アクセスや不正動画の流出などがあったようですが、この件については論外ですので、今回は触れません。
外部ツールについては、吉田P/Dが一貫して「一切認めない」と発言しています。
また、外部ツールの使用を運営側が能動的に見つけることは難しいということも、幾度となく説明しています。
つまり、外部ツールの禁止は性善説に基づいて成り立っているわけです。
・取り締まってないんだから、吉田は黙認しているんだ
・使ってもばれなきゃよい
と考えてる人に、FF14プレイヤーの資格はありません。
とにかく、外部ツールは「使ったら違反」です。
それを忘れてはいけません。
それでもなお、外部ツールの使用許可を求めたり、公式のDPSメーター実装(こちらも吉田P/Dは絶対に実装しないと言い続けている)を求める声が増えていくのであれば、今後「零式」や「絶」といった超高難易度コンテンツの存在意義そのものが揺らぐかもしれません。
なぜなら、スピードや効率を重視したコンテンツではないのだから。
自分勝手な都合を求めれば求めるほど、自分たちの首を絞めているかもしれないということを、早く理解するべきではないでしょうか。
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