飯田深雪のレシピ「Pollo a la romana 鶏のローマ風煮込み」
トマトソースで煮込んだイタリア・ローマの郷土料理。
基本レシピは鶏と玉ねぎ、ピーマンを使用していますが、ピーマンよりパプリカの方がおすすめです。炒め玉ねぎの旨味がポイント。
材料(4人分)
ひな鶏 1.2kgのもの 1羽
塩、こしょう 各適宜
小麦粉 適宜
サラダオイル 大さじ2
バター 大さじ2
玉ねぎ みじん切り 大1個
ロースハム 5mm厚 2枚
白ワイン 大さじ4
トマトソース 1カップ
チキンスープストック 固形1個を水カップ1でといたもの
砂糖 小さじ1
ローズマリーまたはローリエ 少々
ピーマン(パプリカでもよい) 1個
作り方
1)鶏肉の下準備
鶏肉は4つにさばき、関節に包丁を入れ、太いもも部分は切り開き、塩、こしょうして、小麦粉をまぶす。
2)鶏肉を炒める
ソテーパン(sautoir)か厚手のフライパンにサラダオイルとバターを熱し、鶏肉を炒め、全面に良い色がついたら蓋をし、弱火で12分蒸し焼きにする。(途中で一度裏返すこと)
3)ソース調理
(2)の鍋のまま、一度鶏を取り出し、玉ねぎを5分炒め、細切りにしたハムを加えてさっと炒め、鶏を鍋に戻す。
白ワインをかけて少し煮て、トマトソース、スープストック、砂糖、ローズマリー(またはローリエ)を入れて煮立てる。
4)煮込み
(3)を深鍋にうつし、弱火で40分ほど煮込む。
ピーマンを2cm角に切って熱湯を通し、できあがりの寸前に加え、塩こしょうで調味する。
※ 深鍋ではなくキャセロールにうつし、中火程度のオーブンで45分蒸煮するといっそう柔らかくなる
ひとこと
今回は出自もはっきりしている「ポッロ・ア・ラ・ロマーノ」またはポッロアラロマーニャとも呼ばれているイタリアンです。
深雪レシピでひな鶏が出ると大抵「1羽」と書かれていますが、家庭で作る場合は鶏もも肉や手羽などがお手軽かもしれません。
使われている野菜は玉ねぎとピーマン(またはパプリカ)だけですが、じゃがいもやブロッコリー、ナスなど、彩り野菜を加えても美味しそう。
肉を小ぶりにして、ソースを濃い目にすればペンネなどのパスタソースとしても活躍してくれそうですね。
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