社会人として通ったビジネススクール 入学を迷っている人たちに向けて
MBAに興味を持ったきっかけ
社外社員計画 代表のKumiです。
わたしは、地方銀行で働いていた当時、MBA(経営学修士)の学位を取得するため、ビジネススクールに通いました。ビジネススクールに通った大きな理由は、中小企業診断士取得に向けた養成課程がMBA取得とセットで履修できたからです。ただ、今思い出してみれば、仕事の中でMBAホルダーの人たちと会う機会があったり、バンカーが紹介されている冊子にMBAホルダーが掲載されていたりして、「MBA」について漠然とした興味を持っていたことも、ビジネススクールに入学を決意した大きな理由であったと思います。
仕事を続けながらビジネススクールに通う
ビジネススクールに通うにあたっては、平日は仕事をしていたことから、土日で履修でき、なおかつ住まいから通える範囲という条件を満たしている必要がありました。そこで、これらの条件を満たす、名商大ビジネススクール(以下、「NUCB」)に通うことを決めました
ビジネススクールに通うことについては、色々と情報収集をしても、なかなかリアルに想像しにくい部分があるかと思います。そこで、ビジネススクールに通うことを迷っている方々のお役に少しでも立てるよう、わたしの経験について、数回に分けて書いていきたいと思います。
迷ったら、まず飛び込んでみよう!
ビジネススクールというと、敷居が高いと感じる人がいたり、仕事と両立できるのか不安を感じていたりする人たちが非常に多いのではないかと思います。わたし自身も、入学前にはそのように考えていました。しかし、卒業して1年以上経った今となっては、わたし自身はビジネススクールに通って視野が広がり、自分の人生も変わったと感じて、とても満足しています。ですので、「入学を迷っているのであれば、ぜひ覚悟を決めて入学をしていただきたい」とお伝えしたいです。
入学後、「不安」が「楽しみ」に
とはいえわたし自身が入学する前は、修了された方の話を聞くと、平日遅くまで課題に取り組んで、睡眠不足になりながら土日必死に通った話や、体調を崩しながらも意地で単位を取り切った話など、超人的な体力と精神力で乗り切った話が多く、はたしてわたしがそういったことをできるのか、不安ばかり感じていました。そのため、入学してすぐは、体調を壊さないように、単位をしっかりととれるようにと、かなり自分のコンディションや学習への取り組み姿勢に気を遣っていました。しかし、平日課題に取り組み、土日授業に参加するという生活が徐々に体に馴染んでくると、「社会人として学校に通うのって、とても楽しい」という感覚の方が強くなりました。
仲間と励まし合い、一歩ずつ進む経験
わたしはNUCBのExective MBAを履修するコースに通っていたのですが、このコースの学生の平均年齢は当時39才でした。中には、大企業の管理職や中小企業の社長もいて、そのような人たちと肩を並べて学べる経験は大変刺激的でした。また、自分だけでなく、学生のほとんどが社会人学生という環境だったので、学生同士で励まし合い、助け合い、日々過ごしていました。そのため、自分ひとりで戦っているという感覚はなく、仲間と一緒に自然とがんばることができました。
ですので、わたし自身も、それから一緒に学んでいた仲間もそうであったように、今、入学を迷っている方々も、入学を決めればそこには励まし合い、一緒にがんばれる仲間がいて、自然と前に進んでいけるのではないかと思います。
さいごに
わたしは、2年で卒業できるプログラムを、半年間の留学と半年間の休学を経て、3年かけて卒業しました。色々と欲張った3年間で、変わった経験ができたかと思います。これからその経験について、複数回に分けて書き記していきたいと思います。
ビジネススクールでの経験について、知りたいことがあるなど興味がある方がいらっしゃいましたら、お気軽にご連絡いただければと思います。
facebook: Kumiko Nakahata
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