被団協にノーベル賞
日本の被爆者団体がノーベル平和賞を受賞した。おめでとうございます。
日本の受賞は佐藤栄作元総理に次ぐ二度目。核廃絶を実現する強力なきっかけにすべく、国を挙げて運動したい。
さてその方法論。直球と変化球がある。
直球はどの国も核兵器を作らず、今ある核兵器を破棄しようと呼びかけること。その先頭にわが国が立つ。実際に核兵器攻撃を受けたわが国の言うことを聞け! だが現実はどうか。
変化球は、理性ある指導者は発射ボタンを押せない環境を作り出すこと。プーチン、金正恩、習近平類の狂信的征服志向者は思いのままにならなくなると核兵器使用を躊躇しない。それをさせないのは予兆が見えた場合の事前破壊力を見える化すること、10倍返しの反撃を躊躇しないと明確に伝えること。対抗手段を完備することで心理的優位を保つことである。
論理的には前者が正しい。だが実効性では後者しかない。日本の世論、政治家はどうする?方針決定を先送りすることはできない。覚悟と責任が迫られている。
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