逃げたくなる時こそ前に進んでみる
何かを成し遂げるとき、誰しも「今これをやるべきか?」という究極の選択に迫られる瞬間があります。しかし多くの場合、人はそこから逃げてしまいがちです。
逃げるための口実(理由)は実に多岐にわたり、小説がいくつも書けてしまうほどたくさん湧き出でくることでしょう。
でも、今、「逃げ出したい!」という気持ちを抱えながらも、もしかすると…という光明に向かって歩くことができたならば…新しい出会い、新しい仕事、新しいチャンスが待っていることも少なくはない!と経験上断言できます。
これはなぜなのでしょう?
というわけで今日の話は、前回の「勇気を出して未来を切りひらく」に引きつづいて、"苦しい時ほど一歩前進する方法"として別の角度から見ていきます。
他人から自分の本心を教えてもらっている
「今が決断のとき!」これがセールストークのように聞こえるかもしれません。私もずいぶんとこの手で売り込まれてきましたし、また逆に売り込んできたのかもしれません。他人に『ポジショントーク』として説得される場合もありますよね。
だから、「逃げたいときこそ一歩前に!」なんて言われた日には、『また、なんか売り込んできやがってるな…!』と正直思わなくもない。ましてや他人から言われるとなおさらだと思います。だから多くの場合、それっきりにしてしまうでしょう。『調子よく言わないでくれ』と。
だけれども、ちょっと待ってほしい。他人に指摘された時に感じる、あの、『図星感』。あれはいったい何なのでしょう?
これは、実は自分との対話、自分の本心との対決だということにだんだんと気づいてくるものです。「さぼってもいいけど、いまそれをやらなくてもいいけど、だけど今やらなければ後悔するんじゃないか?!」という心の声が聞こえることがあります。
いずれにしても、きっかけは全然違うのだけれども、「自分の本心」と「自分の言動」の間に何らかの"違和感"を感じたのならば、今一度踏ん張ってみることをおすすめします。
相手の話に乗るか反るかは別として、自分の心をちゃんと聞いてあげることは必要だと思います。最後にそのために役に立ってきた"考え方"をご紹介します。
うまくいくもいかないも50%ずつと考えてみる
自分の心の声に従い、お金がなくても、人脈がなくても、勝ち目が見えなくても、心の赴くままにチャレンジしてみる。これは一見簡単に見えますが、覚悟は必要なのでなかなか難しいと思います。
では逆に、すべてを恐れて、すべての変化を見えないことにして、今のままで立ち止まってしまう。これは現状維持なのですが、周りが努力している限り、自分がどんどんどんどん相対的に鈍化していく。そしてそのまま時間が過ぎれば行き着くところに行ってしまう。
思い切って前に進んでも立ち止まっても、うまくいくかうまくいかないかの可能性は50% 50%。つまり頑張ろうが頑張らなかろうが、未来が開けるかどうかは50%しかない。
だとすると、「ワンチャン頑張ってみようかな」っていうのは、理にかなってるんじゃないかなと思います。この50%はあくまでも理論上の話です。何か自分の魂が揺れ動くことをやることによって、理想の現実に一歩一歩近づいていく。
そんな気がしませんか?
現状に留まることは確かに心地よいかもしれませんが、そこから抜け出して辛い思いをすることもありかもしれません。しかし、自分の本当の心に正直に生きることこそが、本当の意味での満足感をもたらすことだってあると思います。
とはいえ、これらのステップを整理してすべて一人で実行していくのは、実際問題として難しい場合もあります。
そんなときのために、『はなすだけ”人生好転”カウンセリング』という解決法を開発しています。私はこのカウンセリングを通じて30年以上にわたり延べ3,000人以上の方と取り組んできました。
『誰かに強制されて、自分の人生を歩む』のではなく、自分の心の中から出てくる解決法に気づき、「自らの力で人生を変えて」いくカウンセリングです。
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