見出し画像

コンポストの僕的ポイントを書こうと思った【2023.09.01】

2023年9月1日(金曜日)。
心配された台風11号もそれ(各地の被害が少ないことを。。祈。。)、秋作の準備を進めた今日。
昨日に引き続き、堆肥(野菜くずのコンポストでつくった堆肥)でのマルチング作業を進めた。

コンポストはいい。
僕は、コンポストから微生物の世界に入った、と言う実感がある。
ポイントを押さえて、自分に合った工夫をすれば、コンポストはそんなに難しいものじゃない。(以前コンポストのコツについて書いた記事

僕も失敗した時の惨状が心配で、なかなか手が出せないでいた。
コンポストが失敗したと思う時は、どんな時か。。
虫がウジャウジャとわいてしまった。。
変な色のカビが生えた。。。
臭い。。。。

虫はやはり、ネットなどで物理的に防ぐのが1番。
空気の出入りが必要なので、密閉はNG。
他にもポイントがある。

野菜が見えない状態にすることだ。
母材(使い古した土やピートモスともみ殻くん炭を合わせたものなど、野菜クズを混ぜ込むもとになる資材)で覆いきって、見えなくする。
母材から出ている野菜は傷みやすく、虫の原因にもなる。

そして、水分調整
嫌な臭いがする所は、分解が腐敗に傾いている。
そんな場所を観察すると、必ずと言っていいほど、水分過多な状態になっている。
腐敗菌たちは、ビチャビチャ環境が好きなのです。
逆に乾燥しすぎても分解は進まない。。
適度(40%〜60%くらいがいいとされている)な水分量に調整するのは大きなポイントだ。

この2つのポイントを押さえるだけでも、ずいぶん失敗しにくくなるはず。
さらに失敗しないようにするなら、発酵に導いてくれる「発酵液」を使うことをオススメします。

ここで、僕はEMを使っている。
EMだけが発酵液なわけではなく、お米の研ぎ汁に砂糖と塩を入れておくと1週間後には乳酸菌の発酵液が出来上がるし、天然酵母のパンを焼いている人は酵母の発酵液を使って、パンを膨らませている。
数ある発酵液の中で、いろいろな効果が期待できる性能のいい発酵液として、「EM」を使っているという感覚です。

ポイントをまとめるとこんな感じ。
・野菜が見えないように母材で覆いきる。
・水分過多な状態を避ける。(適度な水分は必要)
・発酵に導いてくれる発酵液を使う。

この3つのポイントを押さえられるように、自分にあった工夫を重ねれば、野菜くずが消えて無くなり、野菜を育てるのに役立つ資材ができたりもする。

有機マルチとして畝の土を覆って

家庭用の具体例は、また別の機会に紹介します。運用時の細かいコツもいろいろあったりするので、それもその時に。。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?