種籾の準備〜播種。稲作2023の始まり
沖縄の稲作は早い。
新暦のお正月が終わるとすぐ、種籾の準備が始まる。
2023年の稲作も、1月14日にスタート。
塩水選別(種籾を塩水に浸けて、沈んだものを種籾として使う)、温湯消毒(種籾を60度のお湯に約10分浸けて、いもち病などの病原菌消毒と、発芽を促す)の後、約2週間の浸水。
種籾は、ぷっくりお腹が膨れたようなかたちになっていき、発芽(発根)が始まる。
その間浸水しているバケツの水は毎日更新。
今年は、 em1(僕らの言うところの種菌。活性化させる前のもの)を500倍に薄めた水を浸水に使用してみた。
2年目の今年は、EMをしっかり使った稲作にチャレンジしてみようと。。
そして、1月28日。
苗床になるトレーに播種。
陽当たりの良い所に置き、育苗が始まったのでした。
苗床の土は、島尻赤土(県内で安価に手に入りやすいという理由でチョイス)に、ホテルの生ゴミ(野菜クズ)をすき込んでつくった堆肥をほぼ同量入れ、emボカシを少々と活性液、そして全体の10%ほどの籾殻くん炭(自家製)を混ぜて、2週間寝かせたもの。
今年は、田んぼを拡張するのですが、そちらの準備ができていなかったため、育苗トレーを田んぼの畦に置いて、管理することに。。
来年は田んぼの中に苗床をつくれるように、段取りをしっかり立てなくては。。。
今年は、「ヒトメボレ」と「ユガフモチ」を準備。
去年からある田んぼに「ユガフモチ」、新しく拡張する田んぼに「ヒトメボレ」を植えます。
拡張して約25坪(約1/12反)になる田んぼ。
なので、今年の目標は合わせて25kg。
来年の餅つきは、ここで採れた餅米で出来るように。。。
楽しみな妄想は際限なく広がりますが、去年のこともあるので、油断せずに苗のお世話をしていきたいと、決意するのでした。
田植えに向けて、田んぼの準備を整えていきます。
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