wave
振り返ったら居場所が無くなっていた
学校をしばらく休んでいたら
クラスの勢力地図が変わり
いじめる方でもいじめられる方でもない
透明人間のようなポジションになっていた
そんな感覚を思い出した
それが学校だったら結論は決まってる
新しい居場所を求めて旅に出ればいい
でも僕は学生じゃない
3年や6年と言う単位で変わるコミュニティでもない
キャリアそのものは僕が立っている土台であり舞台でもある
その場所を捨てて旅に出る勇気があるか
そんな節目がやってくるなんて
まるで想像していなかった
それでも時代の激流に抗うこともできず
自分が流れていく場所は
一瞬の舵取りで決まってしまう
判断を間違えば転覆もあっただろう
今僕は確信を持って違う場所に流れている
戻れない
次の波の事を考える前に
自分が乗った波をどう乗り切るのか
それだけに集中
そのためには捨てなきゃいけないものもある
だからどんどん捨てて
前へ進むんだ
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