ひらり
ひらりと落ちてくる
ふわりと舞う
桃色の花びら
落ちる 落ちる 落ちる
華やかなりし時の軌跡を残して
落ちる 落ちる 落ちる
香りが光の残像のように
眩しさの後にくる
何も見えない暗黒のように
落ちる 落ちる 落ちる
春の終わりでも無いのに
僕はそっと両手のひらを出して
地球を受け止めるように
上を見上げて
立ちつくす
ひらりと落ちてくる
ふわりと舞う
桃色の花びら
落ちる 落ちる 落ちる
華やかなりし時の軌跡を残して
落ちる 落ちる 落ちる
香りが光の残像のように
眩しさの後にくる
何も見えない暗黒のように
落ちる 落ちる 落ちる
春の終わりでも無いのに
僕はそっと両手のひらを出して
地球を受け止めるように
上を見上げて
立ちつくす