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SQLにおけるコピペの有用性

コピペが役に立たないというのは少なくともプログラミング言語の学習においては答えはNO、大変実用的な学習方法だと思っています。

コピペって要は人が書いたコードをそのまんま真似するだけでしょ?なんてのたまる輩がいたりしますが、少なくとも本とか動画講義をを見てふむふむとうなずいているだけよりは百倍マシだと思うのです。分かったつもりで終わってしまうことがいかに多いことか。

おっ、このクエリいいな、と思ったら、コピーして1回New Queryとして貼り付けて実際に動かしてみる。この1回の経験で身につくことは多いのです。何よりも、自分の手元に結果が出た、という経験を残すことができるからです。結果が出るまでのスピード感も大事な情報です。(何をどう書いたのかひたすら重いクエリも社内には存在する)

そしてさらに、そのうちの1要素(できればwhere句が望ましい。fromやjoinをいじるといろいろ面倒)を何らかの形でカスタマイズできたら、もうそれだけで実践的な練習になります。

コピペで一回データを出してみる、クエリを回してみる。このやってみるというアクションが伴うということの意味は大きいです。

わたしも最近、久々にSQLのお世話になることになり、これまで「わかったつもり」で終わっていたことを日々痛感させられる毎日です。

イチから書くのはしんどいけど(わたしは未だに書けません)、コピペからの応用はずいぶんときくようになってきました。でも、そもそもここまでこれたのも、「コピペSQL」を繰り返してきたからこそのこと。でも、こんなレベルでも実務では困っていないし、実は社内では「(どちらかというと)SQLできる人」の部類に入っています。

もし「書く」ことのハードルが理由でSQLにチャレンジできていないのなら、それはとってもとってももったいないことです。

コピペでも実務は回る! そしてクエリ回しまくったところで、あなたのポジション(ビジネス職であるという前提)なら、元データは決して壊れない! だからもし環境に恵まれているのなら、ぜひチャレンジしてもらいたいスキルです。

p.s.そういったかつての自分をペルソナにした、こういう取り組みもやってますので、よかったらぜひ。


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