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【購読者向け】怖いゲームの話をしたら恥ずかしいエピソードになった
IGN JAPANのイベントで「サイコロで出たお題に即したトークをする」という機会があったのですが、そのために用意していた話が運悪く使えなかったのでここに書いておきます。
◆お題「ゲームの恥ずかしいエピソード」
確か小学校低学年のころだったか、いや幼稚園の時の話でしょうか。僕にはとても怖いゲームがあったのです。
幼い僕は姉のお下がりであるファミコンで遊んでいたわけですが、当然ながらそのなかには姉が買ってもらったゲームもありました。そのひとつが怖いゲームだったわけです。
そのゲームは一見すると明るい雰囲気なのですが、どことなく不気味。ゲームをはじめるといきなりコート姿の男が主人公に近寄ってきて、何かを渡しているような感じなのです。しかし詳しい説明はなく、有無を言わさずゲームがはじまる。
この作品はいわゆる横スクロールのアクションゲーム。やはりファミコンの時代はこればかりでしたからね。とはいえこのゲームはステージ選択画面が街中になっていて、任意で好きなところからプレイできたりしたんですよ。もっとも、街中では車がひたすら爆走していてこれまた怖かったんですが……。
ステージを選んだらそこを攻略していくわけですが、やはりその場面もどことなく不気味。明るいステージもあるにはあるものの、墓地のような場所や海賊船が目立つわけです。なんというかこう、ファミコン時代のゲームは悪趣味なのか表現の制約のせいか、ゲームのステージに暗くて嫌な感じがあるんですよねえ。
当然ながら出てくる敵も、子供にとっては怖い存在ばかり。ドラキュラ、ミイラ、スケルトンはまあファンタジーですが、殺し屋までいるわけですからね。
そんなステージや敵におびえつつクリアするわけですが、そのあとが問題なわけです。クリア後はさらに薄気味悪い地下神殿のような場所へ行かねばならず、そこには骨の強いボスがいて、なんとか倒したと思ったら白装束の人物が画面にドカンと出てくるわけですよ。
その白装束はプレイヤーに向かってあれこれ喋るわけですが、当時の僕は何を言われているのかよく理解できない。ギロリと光る黄色い目がこちらを睨んでいるかのようで、ただただ怖かったことを覚えています。
ある日、そんなゲームがうちにあると友達に話をしたのです。そして実際にゲームを見せることになったわけですが、友達のリアクションは意外なものでした。
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