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【購読者向け】『ドキドキ文芸部プラス!』の(現段階の)翻訳がちょっとヤベえ話&本作から学ぶ「読みやすいノベル系アドベンチャー」
一見するとノベル系恋愛アドベンチャーのようだけれども、単なるそれだけでは済まない『ドキドキ文芸部プラス!』(『Doki Doki Literature Club Plus!』)を遊びはじめました。原作を遊ぶタイミングがなかったので、追加要素もある新Verが出たのは嬉しいですね~。
※家庭用ゲーム機版は10月発売予定。Amazonへのリンクはアフィリエイトになっています。
しかし、日本語訳がヤベえ。もちろんノベル系アドベンチャーなので文章量も多くチェックもたいへんだと思うのですが、「さすがにこれはアップデートで改善されるまでプレイしないほうがいいのでは……」と判断できてしまうほど。早く遊びたくてSteam版にしたのにあまりにもざんねん。10月に改善されるらしいけど、早くアップデートきてくれー!
具体的にどこがマズいのかというと……。
▲『ドキドキ文芸部プラス!』 なんらかのコードと思われる「 ,Must」が入ってしまっている場面。とはいえ、このくらいはかわいいものですし、ありがちなミスでしょう。
▲『ドキドキ文芸部プラス!』 サヨリと会話しているのに、なぜか急に主人公が「モニカがそう言うなら」と納得する場面。流れからするとキャラクターの名称をミスっていると思われる。
▲『ドキドキ文芸部プラス!』 モニカがいきなり男気を見せる場面。ありがちな誤訳だと思われるが、それにしても話が噛み合っていない。
テキストを翻訳する際にはゲームの流れがわからないケースがあり難しい、という話は聞きますが、直近の流れを見てわかる範囲でミスが発生しています。
「いや、これはミスに見せかけた伏線なのでは……?」とも考えたのですが、そもそも漢字のフォントが中国語用なんですよね。しかも序盤を遊んだだけでこういうのがいくつも見つかる。おもしろそうな作品だけに、この状態でプレイするのはなあー。
ちなみに、非公式日本語化パッチ(今回で公式日本語に採用された)の翻訳を担当していた方によると、国内向け家庭用ゲーム機版では翻訳がよくなっている予定だとか。現状は元・非公式訳が50%程度しか反映されていない(残りは仮翻訳)らしく、なるほどおかしいわけですね。実質パッケージ版発売に合わせた解禁になってるのかもしれませんが、とにかくストアページに日本語訳はベータと書いておいてほしいですね。
しかも『ドキドキ文芸部プラス!』、ノベル系アドベンチャーとしてすごい読みづらいんですよね。その理由を軽く調べてみました。
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