映画鑑賞「20歳のソウル」を見て
こんにちは、しきです。
以前にこんな記事を書いていました。
部活動を舞台にした映画が少なくなってるんじゃないの〜?という内容です。
そんな気持ちを満足させてくれる映画「20歳のソウル」を先日見にいってきました。
まるで小説のような実話
20歳のソウルは、部活動をというよりかは、一人の男の子の人生の中で、部活動の時間を通じて得た経験や周りの友人たちとの思い出が描かれていました。
主人公の男の子、大義くんは病気のため、20歳という若さでこの世を去ります。
「世界の中心で、愛をさけぶ」や「いま、会いにゆきます」みたいな小説を元にした映画かと思いきや、実話だというから驚きです。
大義くんのお母さんが、新聞に寄稿した記事をきっかけに、書籍化され、映画化に至ったそうです。
一生懸命な人が影響力を持つ
大義くんに溢れんばかりの才能があったからではなく、熱い思いがあってそれに向かって一生懸命だったから、周りの友達に伝わっていったんだと思います。
応援する人を応援する歌が必要だ、だから自分で作ろう、と言って本当に音楽を作っちゃうのって、すごいですよね。
レギュラーになれなかった野球部の友達を励ましたいというところから作曲が始まったのも印象的です。
しかも作るときは必ず友達の家に行くという、ある意味相手の気持ちを無視しつつも、友達自身も同じ空間にいるのでなんとなく手伝っていたら、やってるうちに楽しくなってきたのか、休んでいた部活に行くようになっていました。
そして、気持ちがクサクサしていた野球部の友達も前向きな気持ちで応援に取り組むようになりました。
尊敬する人の存在
大義くんが尊敬していた、吹奏楽部の顧問の先生”たかけん”の言葉がわたしの心にグサグサ刺さりました。
周りの人のせいにせず、自分に矢印を向けろ、とか。
佐伯が飛び降りそうになったときに駆けつけた救急隊員の人に「子どもに付き合うのが大人の仕事だ(そんな感じのニュアンス)」とか。
いい先生すぎる!!!
そんなふうになかなか言えないよ・・・ご迷惑おかけして申し訳ございませんって言っちゃうよ。
生徒間のトラブルや大義くんが悩んでいるときに、「〜〜しろ」というふうにわいわず、常に相手を尊重して「おまえはどうしたいんだ?」と、自分自身と向き合わせるような問いかけをしていました。
作中でも、大義くんは「は?意味わかんない」みたいな反応をしていましたが、そのあと、どうしたいか考えて行動するようになります。
自分のおじいちゃんに、たかけんみたいな先生になりたいと打ち明けるシーンもグッときました。
自分の人生を生きぬく
わたしも1日1日を精一杯生きよう!
なんやかんやうだうだして、明日頑張ろう、って自己完結してしまうので、今やることは今やるし、手を抜かず、日々を送っていきます。
今日もやりきったな〜頑張ったな〜と自分を称えて1日を終えられたらいいですよね!
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