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積読は時空を超える|金木犀開花日記

ずいぶんと遅い帰宅になった。23時着、トホホだねこりゃ。それはそうとして、家の前に金木犀の木が2本生えていていい匂い。秋の到来を感じる。金木犀は肌寒いときに香るのがいいのであって、これが真夏だったとしたらかなりうんざりかも。世の中はうまく回っている。

金木犀の匂いがした時、それは背後に迫っています

電車の帰り道でじわじわ読んでいた森見登美彦の「熱帯」を読み終えた。時間をかけて読んだからこそ、妙に作品世界とリンクしたような気がして面白い。熱帯とは、一体……。

熱帯は踏破したが、積読している本が机の片隅に溜まりに溜まっている。積んだ本から発せられる不思議な周波数が幸福度に作用しているのは明らかなのでなんら問題はないが、気になるものは気になる。

「三体Ⅱ 上」も積んでるし(こいつは果てしない物語すぎる)、「ももこのまんねん日記」も積んでる(さくらももこはずっと酒を飲み歌っている)。あと、高校の頃に読みかけたままの「鹿の王」を、高校の図書館に積んでいることも思い出した(積読に時間と空間の制限はない)。

ティラノサウルスレースが近づいているので身体を仕上げないといけないが、むしゃむしゃご飯を食べてすぐ横になってばかり。全然、牛だ。生活は縦になったり横になったりで忙しい。


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