GW 紅葉のパタゴニアを巡る|予約方法とルート大公開
2024年4月下旬から5月上旬の大型連休でアルゼンチンとチリの以下の街を訪れました。
ブエノスアイレス
ウシュアイア(南米最果ての街)
エル・カラファテ(ペリト・モレノ氷河)
エル・チャルテン(フィッツロイ)
プエルト・ナタレス(パイネ国立公園)
サンティアゴ
ゴールデンウィーク中にパタゴニアを訪れる方向けに備忘録を残したいと思います。
今回は、世界一周中の私たち夫婦に、両親が合流して家族4人で旅をしました。
そのあたりも参考にして頂ければ幸いです。
今回のルートについて
全日程は14日間。移動は以下の通りです。
ブエノスアイレス⇛(アルゼンチン航空)⇛ウシュアイア
ウシュアイア⇛(アルゼンチン航空)⇛エル・カラファテ
エル・カラファテ⇛(バス)⇛エル・チャルテン
エル・チャルテン⇛(バス)エル・カラファテ⇛(バス・国境越え)⇛プエルト・ナタレス
プエルト・ナタレス⇛(バス)⇛プンタ・アレーナス⇛(スカイエアライン)⇛サンティアゴ
日本から一番遠い場所と言っても過言ではないパタゴニア。
ニューヨークやマイアミ経由で飛行時間は約24時間。これでようやく入口のアルゼンチン・ブエノスアイレスやチリ・サンティアゴに到着します。
私たちはブエノスアイレスで両親と合流し、サンティアゴで解散するルート。
計14日間(現地滞在日数)を費やしました。
ブエノスアイレスから南米最南端の都市ウシュアイアまでは3時間40分。
パイネ国立公園の玄関口であるプンタ・アレーナスまではサンティアゴから5時間。
移動だけで片道1.5〜2日を費やすのですが、それでも多くの観光客がパタゴニアの地を訪れます。
今回は、主に公共交通機関を使って旅をしてみました。
個人旅行の注意点、特に秋を迎えるパタゴニアで気をつけることをお伝えできればと思います。
アクティビティについて
エル・カラファテ
ペリト・モレノ氷河のミニトレッキングツアーに参加しました。
実はこのツアーは年齢制限があり、どんなに健康でも66歳以上は参加できません。
同行する父親は現在64歳で、念願叶っての参加でした。
早朝、宿泊場所まで車が迎えに来て、国立公園に入場し、氷河近くまで向かいます。
途中、国立公園入場料の支払いが必要。
事前にホームページで購入することもできます。
現地でクレジットの利用も可能です。
ただし、VISAカードのみ利用可、マスターカード利用不可だったので注意。
駐車場到着後、90分ほど展望台で自由散策。(先に氷河トレッキングの場合もあるようです)
その後、再びバンに乗り船着き場に移動。
船に乗って氷河の近くまで行きます。
スペイン語グループと英語グループに分かれ、それぞれの休憩所に案内されます。
氷河の上で必要のない荷物はここに置いておくことができます。
鍵なしの棚なので貴重品は身につけておくのが良いでしょう。
休憩所ではランチの時間も兼ねて準備時間がありました。
私たちは持参したおにぎりと、温かいスープでランチタイム。
暖炉があったので、そこでパンを焼く参加者もいました。
お手洗いを済ませ氷河トレッキングへ出発です。
氷河に入る前にアイゼンを装着し、90分ほど氷河の中を歩きます。
もちろん氷河の上なので滑りますが、道が整備されているので、そこまで心配する必要はなさそうです。
ツアーの最後、氷河の氷をその場で削ってウイスキーを頂けます。
私たちはとっておきのアイリッシュウイスキーと芋焼酎を持参して楽しみました。
その後は再び船に乗り、バスに乗り換えて宿泊場所まで送ってもらい終了です。
ネットで予約できるツアーを見る限り、5月でも催行をしていそうですが、氷河のガイドさん曰く氷河のミニトレッキングは4月中で終わりだと話していたので、5月に行く場合は事前に確認したほうが確実かもしれません。
(VELTRAでは、5月の日程でも予約は可能でした)
エル・チャルテン
私たちは個人でフィッツロイを目指しました。
今年は降雪、積雪ともに早かったのか、すでに街は雪景色。フィッツロイが近くで見えるロストレス湖までは全行程雪道。アイゼン必須!
私たちは以下の行程で登りました。
(私たち夫婦は初心者なので、かなりゆっくりです)
朝5時頃出発
朝8時半〜9時過ぎ 日の出
カプリ湖からさらに先に進むと、フィッツロイ全体が見える雪原があるので、そこでモルゲンロートを鑑賞。贅沢な時間です。
12時 ロストレス湖に到着
13時半 ランチタイム後、ロストレス湖を出発
16時半 カプリ湖に到着
18時頃 登山口に到着
どこでモルゲンロートを見るか?
ガチ勢の皆さんは、もっと朝早く出て、ロストレス湖でモルゲンロートを眺めるとのこと。
しかし、ロストレス湖に登る最後の1kmはスキー場の上級者コースよりもきつい傾斜が待っているので、私たちは諦めて途中の雪原で見ることにしました。
結果、この坂道だけで2時間を費やした(通常は1時間らしい)ので、暗い夜道で無理をせずここで留まったのは私たちには正解でした。
フィッツロイと周りの山々全体が見えるのでここから眺めるモルゲンロートもとっても素敵。
位置情報はこのあたり。
わかりにくいですが、森に入る手前です。YAMAPに位置情報と写真をアップしてくれている方を参考に場所を探しました。
雪原を越えると、森の中に入ってしまうためフィッツロイが見えなくなるので注意してください。
登山道はあまり広くなく、すれ違うのに時間がかかります。
人の波はモルゲンロートをロストレス湖で眺める第一グループ、日の出頃に街を出発する第二グループに分かれていました。
日の出頃に出発すると、行き帰りで多くのすれ違いが発生するので大変そう。
登山道は積雪しているため広くありません。
最初の数kmは傾斜がありますが、そこまで危険ではないので、ヘッドライトを付けてゆっくりと行くのがおすすめです。
帰りが遅くなると、どちらにしても暗くなるので、なるべく早く出るのが正解だなと思いました。
レンタル用品について
街にはいくつかレンタルができるお店があります。今回は宿のオーナーさんおすすめのお店にお世話になりました。
お店の2階にレンタルの受付があります。
私たちはトレッキングポールとアイゼンを借りました。
アイゼンはドイツ語らしく、英語ではクランポンと言います。英語が話せる店員さんでした。
借りるときはパスポートを預ける必要があります。クレジットカード利用可能でした。
返却時に精算をします。
アイゼンがないと登るのはかなり大変かと思います。
店員さんにおすすめされたのはスパイクタイプ?のアイゼンでした。札幌でよく見かける簡易タイプ。
登れないことはないですが、かなり凍っていたので最後の登りは体力を使いました。
そのため、チェーンアイゼンがあると良さそう。
私の両親は日本から持ってきていたので、かなり助かりました。
スパイクタイプのアイゼンでもレンタルに1,000円程度かかるので、日本で購入もありなのでは?と思います。
ここでチェーンアイゼンなどをレンタルできるかは不明です。
トレッキングポールは雪道登山を楽にしてくれるので、借りることをおすすめします。
わたしたちはエル・チャルテンに3泊したので、4月30日の夕方〜5月2日の15時までレンタル。休みを挟んでいたため、1日分の料金で済みました。
3泊は長いかもしれませんが、私たちがエル・チャルテンに着いた前日まで大雪。街からもフィッツロイを拝むことができなかったそうなので、日程に余裕があると、素敵な景色を眺められるチャンスが増えるかもしれません。
パイネ国立公園
拠点の街はプエルト・ナタレスからパイネ国立公園までバスが出ていて、自分たちでロストレス湖を目指すのが一般的。
しかしバスは4月までの運行で、5月からは冬季休業に(バス会社に確認済み)。
また、入山する際も登山ガイドが同行する必要があります。
そのため、プエルト・ナタレスのツアー会社を数件巡って、一番親切で安価だった会社にお願いしました。(クレジットカード支払可能)
※ツアー会社によっては登山のツアーを実施していないところもありました。
今回は、Trekking mirador base torresという、ハイキングコースをお願いしました。
80,000ペソ+国立公園利用料31,200ペソなので、1人2万円弱でした。
それ以外にも、各名所を車で回るツアーもあるとのこと。
https://wcircuitpatagonia.com/producto/trekking-mirador-base-torres/
朝6時半頃出発。
2時間ほどかけて車でビジターセンターまで向かいます。
ここで事前にネットで購入したチケットの確認とトイレを済ませます。
8時半頃から登山開始です。
序盤は大きな登りですが、その後は大きなアップダウンはありません。沢が流れている場所は一部凍結していたので注意が必要です。
しばらく歩くと、休憩ポイントに到着。4月まではレストランや山小屋も開いているようですが、この時期はもう閉鎖されています。
残念ながらトイレはトレッキング中どこにもないので、茂みの中で青空トイレとなります。
途中、沢を横断するので防水シューズは必須です。
往復約9時間のコース、初めと最後の坂道が結構きついです。
最後は雪道で凍っている箇所があったので、アイゼンを装着。アイゼンとトレッキングポール(2本)はツアー代に含まれています。
13時20分頃 展望台のトレス湖に到着
14時過ぎ 下山開始
ここで40分の休憩がありました。写真撮影とランチを考えると時間が足りないので、小休憩でご飯を少し食べておけば良かったなと後から思います。
あとは、ひたすら来た道を下ります。
今回は8名の参加。
うち1名がかなりのんびりした足取りだったので、今回はトレス湖までは来れなかったようです。
2名のガイドが付きましたが、7名と1名のグループに分かれて登山しました。
ペースははグループメンバー次第かと思われます。
帰りは景色を見る余裕があったので、ところどころ写真を撮りながら進みます。
フィッツロイやペリトモレノでは秋を通り越して、冬の景色だったので、やっと紅葉狩りを楽しむことができました。
18時頃 下山
これ登ったのか本当に、と自問自答。
連日登山をしているからか、体力もついてきてこのあとは筋肉痛もなく過ごすことが出来ました。
ウシュアイア
日程に少し余裕があったので、立ち寄ったウシュアイア。個人的には日程に余裕がなければここはパスするのが良いと思います。
ここを訪れる人はフエゴ国立公園に行く方が大半ですが、私たちの日は天気予報があまり良くなく、行きたかった最果ての郵便局も工事か何かで閉まっていたため、別の場所に行ってきました。
個人でどこかに向かう場合は、バスかタクシーになります。4人の場合はタクシーの方が安そうですが、交渉が面倒だったので今回はバスで向かうことにしました。
今回は、エメラルドラグーンという湖を巡るコースにしました。朝10時、11時、12時出発のバスがあり、帰りは15時か17時に戻る行程です。
バスの所要時間は30分ほど。その後往復9kmほどの道のりです。速い人なら往復5時間かからずに行けると思います。
これのためにウシュアイアに行く必要は無いと思いますが、海からすぐ近くでこの雪山というのは、なかなか見られない絶景かと思います。
注意すること
ブエノスアイレス滞在について
国際線で到着する際はエセイサ国際空港(郊外)、ウシュアイアなどにフライトする際はホルヘ・ニューベリー空港(市街地に近い)が基本になります。(超早朝のLCCはエセイサの場合あり)
距離は結構離れていて、渋滞することもあるので、余裕を持って1泊するのがおすすめです。
空港から2名以上で移動する場合は、Uberなどの配車アプリの利用がおすすめ。値段は空港バスと殆ど変わりません。
エセイサ空港の出口を出て右側すぐのところに車が停車してくれるので、ナンバーと自分の名前を確認して乗り込みましょう。事前に日本でクレジットカード登録を済ませておけば、現金を引き出さなくても大丈夫です。
アルゼンチンペソの入手方法
エセイサ空港のATMはキャッシングできず………。理由は不明ですが、ATMに現金がないのでは?と思います。(国民も現金を手に入れるのに苦労するほど、アルゼンチンペソの乱高下は影響があります)
2024年4月現在でも公定レートとブルーレートがあり、国が定めたレートよりもドルの価値が高く取引されています。
両替については、フロリダ通りにたくさんいるカンビオー(両替)と叫んでいる人に声をかけるのが最安ですが、偽札を掴まれる、脅されるなどのリスクもあるので、わたしたちはフロリダ通りにある店舗型の両替商で行いました。
レートは
100ドル札新札⇛1ドル990ペソ
100ドル札旧札⇛1ドル960ペソ
それ以外⇛1ドル900ペソ
このときのブルーレートは1ドル1,000〜1,030ペソ。長くアルゼンチンにいるなら、100ドルを両替するのも良いかと思います。
私たちの場合、現金が必要だったのが、ブエノスアイレスの地下鉄に乗るためのSUBEカード購入時とチャージ時(交通カード)、そしてエル・カラファテ空港⇛市内のタクシー(後述)だけ。
ウシュアイア、エル・カラファテ、エル・チャルテンのスーパーはクレジットカードが利用可能でした。レートは1ドル930ペソ程度(1ペソ6.1円)
アルゼンチン・ペソは乱高下が激しく超絶不人気。誰も欲しがらないのでアルゼンチン・ペソからドルなどに戻すことはほぼ不可能です。もしどのくらい使うのかわからなければ、現金を使わないのも手です。
宿泊について
今回は4名で行ったのでアパートメントタイプに宿泊しました。夏季は取るのが大変と聞きますが、この時期はそこまで混雑していないので、比較的簡単に見つけることができました。
アルゼンチンでは、現金ドル払いの場合が多かったです。
Booking.comでは、宿泊ポリシーのところにクレジットカード払いができるか書いてあるので、確認してみましょう。私たちが宿泊したウシュアイアのアパートメントと日帰りツアーの業者はクレジット払いの場合は10%の使用料がかかると言われたので、あらかじめ確認するといいかと思います。ブエノスアイレスとエル・チャルテンのアパートメントでは、カード不可のところに宿泊。ペソの宿泊費を聞いたあとに現金ドル払いでと伝えるとディスカウントしてくれました。
チリにおいては、ドル払いに限り付加価値税が免除されるので、クレジットカード払いが必須。なぜか不明ですが免除されない事例や、クレジットカードの手数料がかかる場合があるので、事前に確認したうえで宿泊すると良いと思います。
各都市での移動について
・ブエノスアイレス
滞在中に地下鉄やバスで移動する場合、SUBEカードが必須。
空港や市内のキオスコ(商店)などで手に入ります。購入には現金が必要なので、公共交通機関で動きたい場合は、何かしらの方法で現金を手に入れる必要があります。(わたしたちのときは、カード代は900ペソでした)
キオスコはカードが品薄で手に入れにくいという情報がありますが、私たちは運良く一軒目で手に入れることができました。Compra(購入) SUBEと書いてあるステッカーが貼ってあるお店を訪れて、SUBEカードの購入と同時にチャージをお願いしましょう。
地下鉄は1回あたり125ペソ、バスは300〜450ペソ程度かかります。地下鉄は24円と激安ですね。ある程度事前に計算しておくと安心。チャージが足りなくなったときは、地下鉄の窓口や機械でチャージは可能です。
カードは複数人でも1枚で利用可能です。地下鉄の場合は、カードをタッチしたら後ろの人にカードをパスします。バスの場合は、ドライバーさんに行きたい場所と人数を事前に伝えておくと対応してくれます。
・ウシュアイア
空港から市内はタクシー及びUberが利用可能。私たちはUberを利用しました。
Uberを頼むとタクシー車両が来た場合もあったので、Uberとタクシーの関係性は悪くなさそう。
空港の目の前から乗車可能でした。
関係ないですが、ウシュアイア空港の周辺から見える景色が絶景なので、もし時間が余ったらおすすめです。海と雪山のコントラストがステキ。
場所はおおよそこのあたり。
・エル・カラファテ
ここは、Uber利用不可。バスかタクシーの利用になります。22,000ペソ、少し高いですがタクシーにも定額の料金が書かれているので安心です。4名で行く場合はバスよりもタクシーのほうが少しだけ安かったと思います。
タクシーはクレジットカードが使用可能なのですが……。(10%の手数料が必要)
空港の窓口でもタクシーの運転手にもクレジットカード決済と伝えて乗車したのですが、街に着くと携帯の電波が拾えないから使えない。現金で払えとのこと。口コミでも同様の事象が複数発生しているようです。本当に電波が拾えないのか、現金がほしいからわざとやっているのか不明ですが、注意が必要です。
このドライバー曰く、朝から電波が拾えないとのこと。だったら最初からカード払いできないと伝えればいいじゃないか……。そもそも、空港では携帯繋がりましたけど笑
今回は本当に現金を少ししか持っていなかったので、これしか持っていないよと交渉して20ドルと2,000ペソで下車しました。ドルの場合は不利な公定レート(25ドル)で支払うように言ってくるので、ブルーレートはいくら?と交渉のときに聞いて対応。
全くお金を持っていないとここで詰むので、タクシーの場合はそのリスクを把握したうえで乗車しましょう。
・エル・チャルテン
基本徒歩移動です。今回は、中心地から離れたアパートメントにしたので、オーナーさんが送迎をしてくれました。
・プエルト・ナタレス
ここも基本徒歩移動。Uberも利用可能のようですが、チリでは合法か非合法か微妙なようで、今回は利用しませんでした。
・サンティアゴ
空港から市内へは空港バスを利用。
今回はAlamedaバスターミナルに近いホテルを予約していたので、始終点がそのバスターミナルのturbus社を利用。手荷物を受取るところでも、バス停留所でも支払いできます。
往復利用だと少し安くなります。(クレジットカード利用可)
往復3,500ペソ(約600円)
地下鉄及びバスは、bipカードというICカードを購入してから乗ります。1枚で複数人で利用可能ですが、地下鉄からバスへの乗継は1名のみ無料、その他は有料となっていたので注意。
他の方の口コミだと、現金のみとのことだったので、窓口にて現金購入しましたが、券売機にもカードを買うという欄があったので、クレジットカードでも購入できるかもしれません。
都市間移動について
飛行機
飛行機の価格は日によってかなり異なります。
特に、ウシュアイア⇛エル・カラファテは2万〜4.5万程度とかなりバラつきがあるので、安くなるタイミングを何度も見て予約しました。何故か同じ時間の飛行機がたまに安くなります。
アルゼンチンでは、Trip.comが一番安かったです。マスターカードで払うと3%割引になりました。
【trip.com マスターカード】と検索して出てきたサイトを踏み、クーポンコードが必要。いつまでやっているかは不明。
アルゼンチン航空は受託手荷物が15kgと少ないので注意!
超過料金は他の方に伺うと3,000円程度だったとのことなので、最初から超過料金を払うのもありかもしれません。
私たちは15kg程度になんとか収めました。
ブエノスアイレスとウシュアイアでは機内持ち込みの手荷物の重量もカウンターで測られたので注意してください。
また、アルゼンチンの国内線空港のチェックインカウンターは、南行か北行によって並ぶ場所が違うので行かれる際は注意してください。
norte⇛北 sur⇛南と記載されてます。
パタゴニアの場合は、南と書かれている方に並びます。
チリのプンタ・アレーナスからサンティアゴの間は経由便が基本。経由と言っても降りることは無く、そのまま機内に残ります。
私たちはスカイエアラインというLCCを利用しました。受託手荷物は23kgまで。
飲み物などは有料、床はスナックで散らかってますが、USB充電もあって最新の機材(A320neo)は快適でした。
アルゼンチン、チリともに機内にペットボトルなどに入れた液体の持込は可能でした。お水などは事前に持っておくと空港で高いお金を払わずに済みそうです。
ちなみに、日本からトレッキングポールを持ち込む際は、受託手荷物に入れてください。ウシュアイア及びチリの空港では、機内持ち込みがNGのようでした。
バス
エル・カラファテ⇔エル・チャルテン
バスターミナルで購入可能。心配なら、事前にインターネットで購入することもできます。
インターネットで買ったPDFを見せるだけで乗車可能です。
エル・カラファテ→プエルト・ナタレス
こちらも、バスターミナルかインターネットで購入可能。
乗車前にバスターミナルの窓口に寄って、パスポートのチェックがあります。
また、事前にチリ税関用に必要な申請が必要なので、あらかじめ済ませておきます。
・国境越えについて
アルゼンチン出国時は、バスを降りてパスポートを窓口に出すだけ。荷物もバスに置きっぱなしでした。
チリ入国時は、手荷物は持って出るように言われましたが、預けていた荷物はそのままで大丈夫でした。
手持ちの荷物はx線検査をされました。
しかし、チリは持ち込み不可のものが多くあり、他のレビューを見ると厳しい検査があると書いてあったので、今回はたまたまかもしれません。
入国のときにもらうレシートは、宿泊代の免税に必要なのでなくさないように注意。
まとめ
パタゴニアのオンシーズンである夏の旅行記は多いですが、ゴールデンウィークでも行けることを多くの方に知っていただきたく記事を書いてみました。
秋のパタゴニアは雪道に対する装備や交通機関など気をつけないといけないことが多いですが、人が少ない分宿や交通機関などは直前予約でも大丈夫だったので、個人手配のハードルは低いと思います。
是非多くの方にパタゴニアの大自然を体験して頂ければ幸いです。