世界で一番幸せ

この世で生きている人の大半は、
自分こそ世界で一番幸せだと実感しながら
生活しているのではないでしょうか。

勿論、難民など逆境にある人は除きますが、
そこそこに生活できる日本のような国では、
大半が、世界一だと自負しているのではないかと思います。

幸せ感は主観的なものだから、
環境や富などの外部条件は重要でないでしょう。

自分は世界一と思っていれば、
当然、死さえも、それほど苦にはならないでしょう。

例えば、放火事件のようなものに巻き込まれても、
悲運の死だと外から見られても、
当人は人生に満足しているのではないでしょうか。

どのような人も、全ての人は死刑囚に等しいというのが、
私の持論です。

ただし、死刑を宣告するのは、当人ではありません。
当人にできることは黙って受け入れるだけです。

生きることは、それだけで僥倖です。
冒険に満ちた人生を生きて、
さらに死というご褒美まで約束されています。

今の私、生活の満足度は高い。
完璧に幸せというほどではないが、100点に近い。

だが、幸せは、私の努力や心がけがいいからではありません。
ただただ、幸運のせいです。

私は、10歳から吃音。
お陰で、努力の無意味さを心底で実感できた。

40代と50代はボランティア中心の生活。
しかし、人助けや世の中を良くしようとする善意に溢れていた訳ではない。

社会での役割分担と思っていた。
できる人がやるのが、この世の基本。
良い心、誠実さ、正義感、
そのようなものは信じたことがない。

この世に生きる全ての人は、
こころ中に、悪と善が同居している。
いい人など、どこにもいない。
聖人も悪人もいない。

理由なく生まれ、理由なく死んでいく。
それが人の運命です。

いつ死んでもいいように、
心の準備をしておくのが人の生き方の必須です。

たとえ、通りすがりの殺人に遭おうとも、
殺人犯を恨むことをないように、
こころの準備を整えておくのが、
人が生きる上で一番大切な心がけの一つだと思います。

今日のブログは説教じみたものになりました。

私は自分が幸せだから、
今の世についての不満はありません。

人類社会の未来についても、
非常に楽観的な展望をもっています。
ブログでたびたび書いています。


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