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ビジネス現場で使う英語① 休暇をとるとき
米系大手IT企業のプロジェクトの一部にかかわっています。IT企業なので皆さんリモート勤務には抵抗が無く、現在全員在宅です。また、プロジェクトによっては、日本だけでなく、インドやアメリカ、シンガポールなど海外在住のメンバーも多数います。
チームメンバーとのやり取りのツールは、Microsoft Teamsのチームスレッド機能が一番多く、次いでメール、チャット、コール(オンラインミーティングとなっています。
休暇を取りたいときには、Out of Office連絡用のスレッドで全員に宛てて宣言します。
その際、1,2日前~当日に休む連絡によく使われるのがこのフレーズ。
”I’ll take the day off tomorrow. Sorry for the short notice.”
これに、体調不良や個人的な都合などといった理由を付け加えますが、日本の慣習とちょっと違うんだなあと感じることがあります。それは、前日の朝にお知らせしたのだとしても「急な連絡ですみません」と付け加えることです。
日本だと、よほどのドタキャンでないと、あまりそういうことは言わないように感じます。体調が悪くて当日の朝に連絡するときでも、「体調が悪いので、すみませんが本日はお休みさせてください」がスタンダードかと思います。
日本で「急な休み(連絡)ですみません」と言うのは、全員が揃わないといけない場面や、自分が重要な役割を果たす会議、キャンセル料がかかる何かのドタキャン場面などが主かなという体感です。
そう考えると、前日(前々日のことも)に「急な連絡ですみません」と言うのはもしかしたらある意味、「常に自分は重要なことを行っている」という(無意識の)心理的な自負の表れなのかもしれません。だとすると、このように考えることは仕事へのモチベーションの向上につながるかもしれませんね。
私の例では本社がアメリカの企業なので、これはアメリカ文化なのだろうと思いますが、決して日米どちらの文化が良いとか悪いとかいうわけではありません。言葉の違いから文化の違いを類推してみました。
もちろん、先日の記事にも書いたように、それぞれの企業文化があると思いますので、前日の休暇宣言でも「急な話で申し訳ありません」と言うのが普通の職場もあると思います!