年金クイズ1日1題vol.0003 老齢厚生年金をもらいつつ、週18時間のアルバイトの給与所得収入も有る場合、年金額は減額される?〇か、×か?
日頃、年金相談業務の中で、
お客様からお聞きする、
疑問に思っていらっしゃること、
間違えて理解されていることなどを
クイズ形式で出題しております。
今回から、同一投稿内で、
正解発表も行い、
最後までお読みいただくと
完結するようにさせて頂きます。
何卒宜しくお願い申し上げます。
就労の実態、雇用契約はどうなのか?
さて、今回の問題ですが、
ポイントは、アルバイトで働く勤務形態とは
どのような実態か、どのような雇用契約なのか、
把握すること、
の1点に集約されます。
そうでないと正解は得られません。
まずチェック!
要するに厚生年金に加入して働いているのか、否か?
厚生年金に加入しない労働条件で
働いている場合、
例)
1 週20時間未満労働、
2 厚生年金被保険者数が50人以下の会社で
週30時間未満労働
(2023年8月1日現在)
日本年金機構HP 参照
3 個人事業主、
4 業務請負事業労働者、
5 事業経営に関与しない非常勤役員など
例)の場合、
報酬額に関係なく、
老齢厚生年金は全額支給です。
なぜなら、厚生年金に加入しない
雇用実態、雇用契約だから。
厚生年金に加入していない場合、
老齢厚生年金は全額支給である。
但し、雇用保険の給付金をもらっている場合、
調整減額になることはある。
よって、今回の問題は、
週18時間勤務のアルバイトであれば、
厚生年金に加入しないので、
老齢厚生年金は減額されない,
が正解です。
よって、正解は×
でございます。
あくまでも、
原則的な根拠により
判断しております。
2023年8月1日現在の法令に従い、
監修しております。
その旨、ご理解、ご容赦のほど、
何卒宜しくお願い申し上げます。
最後までお読み頂き、誠に有難うございます。
ご意見、ご感想、頂けると有難く存じます。
また、年金に関する疑問、質問など
どうしても知りたい、どうしてもわからない、
などございましたら、
可能な限り、取り上げてまいりたいと存じます。
皆様に知っておいてほしい、と
思われるものは採用させて
頂きたいと存じます。
今後とも、
ご愛顧のほど何卒宜しくお願い申し上げます。
筆者
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