[植物]胡椒の樹
親戚の庭には立派な胡椒の樹があります。ここの家では料理に使う胡椒を自家製で育てていて、その辛味は日本で食べる胡椒よりも強く、格別に美味しいです。
最近はずいぶん減っているようですが、スリランカでは自分の庭で植物や野菜、果物を育てて自家製のものを食べることができるのです。それらは美味しい上に無農薬なので安心して食べられます!
胡椒や多くのスパイス、バナナ、パイナップル、パパイヤ、マンゴー、アボガド、パッションフルーツの木などを初めて見た時は、素晴らしい体験でした!
ちなみに、「胡椒」は中国を経て日本に伝来しました。中国では、「胡」は西方や北方の異民族を指し、胡椒は西方から伝来した香辛料という意味で名付けたようです。
胡椒の辛味成分であるピペリンは抗菌・防腐・防虫作用があるため、冷蔵技術が未発達だった中世から料理に使われていました。
黒胡椒は、この緑色の実を乾燥させたものです。この画像のものは、収穫時期にはまだ早いですが、一粒を口に含んでみると、胡椒特有のピリッとした辛味が感じられました。
太陽の光をたっぷり浴びて育った産物は、味も色も良く、まさに太陽のパワーが凝縮された神様からの贈り物のようです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?