詩と私
中学3年の時、詩にであった。
一度も同じクラスになったことがない同級生がいて、彼女が詩を書いていた。
共通の友達を介して、書き溜めた詩のノートを貸してくれた。
こ、こんな世界があったとは………
目だけじゃなくて、身体にあったすべてのウロコが落ちた。
優しい
激しい
のんびり
まったり
疾走感
高揚感
いろんな思いがかけめぐる体験をした。
素敵な言葉の連続
知らない世界の発見
頬が熱くなった
私も書いてみたい。
そこから詩作が始まった。
学生時代はなにかにつけて書いた。
今でもノートは取ってある(開いて読む勇気はない)
その後、長い間、詩から遠ざかる。
4年ほど前に、高校の同級生数人と話していた時にひとりが言った
「瑠果、詩書いてたよねぇ。また書けばいいのに」
まわりの友達も、んだんだとうなづく。
私は即座に「うん」って言った。
それからまた書いている。
なんで「うん」って言ったのか、自分の心境は今もはっきりとはわからない。
多分、書きたい気持ちが私の心の沼の奥深くにうずもれていたんだろうね。
背中を押されたのである。
noteに載せるのはちょっと勇気がいったけど、ええぃままよ!と載せました。