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ADHD気質だからこそ分かる!効果的な処方箋40|ADHDコンプレックスのための脳番地トレーニング

私、ADHD気質だと自負しています。
診断を受けたわけではありません。
だから「自称」です。

ご不快に思われたらすいません。

自分語りを少々

奇跡的に金融機関に勤めて早十数年。

おっちょこちょい、慌てん坊、と言われたこと数知れず。
ミス、謝罪、紛失、数知れず。

私ってダメなんだ……と思い悩む日々。

そんな中知ったADHD。

私じゃん!!と思ったのが最初の感想です。

  • 不注意

  • 衝動性


とくに不注意はぴったり!
再確認できない、持っていたものをすぐなくす
置きっぱなし、書類の記入箇所は絶対に漏れる……

目に入った仕事から手をつける、気になったらそっちに手を出して元々をほっぽり出す……

あああああああああああ!!!

細やかな点検が美徳と考える同僚たちに囲まれ、完全に奇行種な私。

自助努力必須!!

と思い、こちらの本に縋りました。

構成

ADHDで起こりやすい症状ひとつひとつに、「処方箋」という形で対応策が記されています。

その数なんと40!

記憶系、理解系、思考系、伝達系…と分類されています。

おすすめポイント

はじめに、の言葉がまずささります。

うまくいかない毎日を過ごしている人へ

ADHDコンプレックスのための脳番地トレーニング

はい、私です!!

作者自身がADHD当事者というのも心強いです。

事例40個はもちろんすべて当てはまることはないので、自分に合った箇所だけ目を通せばいいですよ。

処方箋としてあげられた対処方法もどれも小難しいことは書いていません。
ノートに書いてみる、情報を一元管理する、シングルタスクにする、ゆっくり話す、とか。
でも、意味を理解してやってみると、思った以上に効果を感じました。

筆者が一貫して言うのは

自分の脳を絶対に過信しない

ADHDコンプレックスの人は、謎の万能感が根本にあるそうです。
自分はできる!なんていうナゾの自信があるから、負のループに入り込む、と。

このことに気づけただけでも、この本を読む価値がありました。

感想

自分でも不可解だった行動パターンはこいつのせいだったのか!!と納得できるのはいい収穫でした。
普通の人に擬態する努力を続けるのは大変だけど、方法を知ることができたのはよかったです。

ただ、これにまったく当てはまらない人なんて存在するのかしら?と言う疑問も。
私の周りに普通に過ごしている方々は、根本的に脳の構造が違うんだろうなぁと畏敬の念を抱いてしまうのでした。

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