🟧職場環境等要件🟧腰痛を含む心身の健康管理について R9/9/26投稿
https://www.mhlw.go.jp/content/001103538.pdf
令和7年度からは処遇改善加算Ⅰ・Ⅱの職場環境等要件は、区分ごとにそれぞれ2つ以上(生産性向上は3つ以上うち⑱は必須)になります。
6区分のうちの1つは「腰痛を含む心身の健康管理」となっており、下記の4つの取組みから1つ以上選択し、実施する必要があります。
⑭ 業務や福利厚生制度、メンタルヘルス等の職員相談窓口の設置等相談体制の充実
⑮ 短時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業者のための休憩室の設置等健康管理対策の実施
⑯ 福祉・介護職員の身体の負担軽減のための介護技術の修得支援やリフト等の活用、職員に対する腰痛対策の研修、管理者に対する雇用管理改善の研修等の実施
⑰ 事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備
腰痛対策って部分だけで考えれば⑯になりますね。
そこで今回は「腰痛を防ぐ職場の事例集」をご紹介します。
こちらは令和4年度の厚生労働省委託事業で中央労働災害防止協会が作成しています。
介護・看護の職場の事例はなんと89個!
これとは別に小売の職場22個もあるので総数は111個になります!
対策については玉石混交といった感じですが、面白いのが費用の目安が記載されていることです。
カテゴリーは、ノーリフトケアの実践、福祉用具の使用、業務姿勢の改善、その他の介護・看護作業の改善、重量物取扱作業の改善、健康管理、教育、管理体制となっていて、1ページ2事例ほどが紹介されています。
この中では「81 雇入れ時に介助方法を教育」が一番効果がありそうに感じますね。
個人的には、福利厚生として「マッサージの補助」とか導入してほしいところです笑