便秘&排便時出血に対策を講じることに
多発性骨髄腫の疾患により血液検査上現れているのは貧血、抗がん剤治療の副作用として表れているのは便秘、そして持病の痔症状が便秘時の排便によって悪化している。あまり深刻な痔ではなかったので、ちょっと甘く見てきた感がある。
薬はこれまで4種類試してみた。いずれも肛門部に塗布するものだ。
一つは、血液内科で処方された「ポラザG軟膏2.4G」、液上軟膏で、どろどろしている。使用法は1回に1個というがとても使いきれないので、何回かに分けて注入というより、塗布していた。入院してちょっとしてから主治医に相談して処方してもらっていたので、さほど塗布にも熱心ではなく適宜塗布することで済ませていた。今思えば、この時期にしっかり塗布しておくべきだったのかもしれない。今でも2個残っている。いよいよの時はこれも使ってみようか?
二つ目は、市販の「プリザエス」。以前、痔が悪化したときに塗って効果があったものだ。一時退院した時に、「ボラザ軟膏」の使い勝手が悪いので浮気して使ってみた。使用期限が少し切れていたので気が引けたものの、効果はよく、ほぼ良くなり、出血もなくなっていた。ここで、さらに痔の症状を甘く見たのが、現在の悪化につながっているのかもしれない。
三つ目は、皮膚科で処方された「プロスタンティン軟膏0.003%」。皮膚科は発疹の診療で受診しているが、発疹よりも痔の方が気になり、相談している。重傷でなければ、皮膚科で十分対応できるそうだ。この薬も軟膏でかなり粘りがある硬派だ。便器に座って、しっかり塗っていると、指にもしっかりつく。これを落とすのがかえって面倒。「ボラザ軟膏」は、液状で指に絡まるが、手を洗えばなんとか落ちていたが、こちらはトイレットペーパーやティッシュで拭って、その後洗わないときれいに落ちないので面倒だ。おかげで、あまり塗布する気になれなかった。少し状態も良かったので、塗布するのをさぼったのが、ここまで悪化した大きな原因である。
とはいえ、悪化後には比較的真面目に塗布してきた。薬もなくなり、今回皮膚科のY先生に相談したところ、新たに「クロマインーP軟膏」とやらを処方してもらえた。四つ目の薬になる、さっそく、今朝塗布してみたが、「プロスタンティン軟膏」よりは柔らかく、「ポラザG軟膏」ほどべとつかない。ちょうどよさそうだし、今回しっかり塗布しないで悪化した場合は、いよいよ外科の診察に向かわざるを得ないのではと思っている。
そこで、朝のルーティンに組み入れることとした。起きると、血圧と体重を、体温を測定し、エクセルで作った治療日誌に記録することとしている。そのルーティンに痔薬の塗布を入れることにした。毎回、便器に座ってから塗布するのもやめることで、面倒な行動をせずに塗布して朝晩定期的に持続できるようにする戦略だ。果たして、実行できるて、出血も止まるだろうか・・・。
貴重なあなたの時間を、私のつたない記事を読んでいただく時間に費やしていただきありがとうございます。これからも、地道に書き込んでいこうと思いますので、よろしくお願いします。