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人間はどうして文字を残したのだろう
こんにちは、ゆってぃです。
今日は、まだ世に終わらない「ヒトの目、脅威の進化」から人間はどうしても字を残したのか?について思う所を語っていきます。お付き合いくださいませ。
文明が発達したところに文字があり、印刷技術ができて、格段に文字の普及率が上がり、話すこともよりも実は読むことが多くなったホモサピエンスです。
そもそもどうして文字を残すことにしたのでしょうか?例えば、ナスカの地上絵とか、洞窟に残された絵とか、もとはと言えば、ここは私の縄張りだよと示すために、記号のようなものを残す動物もいたりとかしますよね。このような行為を英語ではマーキングするともいいますし、ある意味文字の原型ともいえますかね?
実は文字を残さず口伝のみで伝える文化も過去にはありました。私の身近な所では、アイヌの人たちは口伝でのみ、文化を継承している習慣があり、文字はありませんでした。
話は元に戻りまして、「文字」という武器を使うことによって、死者から生きているものへの伝達が可能になりました。ちなみに、生きているものから死者への伝達は、霊媒師を使わないと伝わりませんが、本当に伝わっているのかどうかの真偽のほどはノーコメでお願いいたします。
この文字の発達のおかげで、先人たちが残した技術、文明を利用できるようになり、格段に科学技術が発達したともいえそうです。文字がなければ、遠くの人に情報を伝える手段がありませんし、過去がどうであったのかを伝える方法もありません。
よって、人間の目と脳は「文字」に特化した能力を進化させ、開花させてきたのではないか?というのが、この本の著者の見解です。
余りにも当たり前に、言葉を話し、文字を書き、文字を残していますから、どうしても「文字」というものを人間は使いだしたのか考えたこともなかったのですが、こうやって、考えると中々に面白いですね。
特にこんなコロナ禍で、直接の対面が禁止になってくると「文字」が使えないと非常につらい。今は、映像を残す手段もあり、動画を遠くに伝える手段もありますから、多少の文字はなくても何とかなりますけれども、動画のみでは、永久に聞き続ける、永久に話し続けるということをしなければなりませんので、それはそれで大変なことかもしれませんね。
そんなわけで「文字」を発明、発展させてきた人間は「歴史」を少しずつ学べるようになってきたわけです。
もうちょっと文字について掘り下げていこうと思います。
最後まで読んでいただき、感謝します。
それでは、また。
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