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早稲田大学合格者が教える!政治・経済(政経)選択で周囲と差をつける方法【MARCH受験生も必見!】



自己紹介

はじめまして。私は2020年に早稲田大学社会科学部に合格し、2024年に卒業しました。現在は大手メーカーで新卒1年目として働いています。

本記事作成のきっかけ

今回このような記事を作成したきっかけは、昔使用していたiPhoneで、受験時に集めた政治経済の用語メモを発見したことです。後述しますが、このメモは参考書ごとに散らばっていた年号や用語を整理し、まとめるために自力で作成したものです。時間もかなりかかりましたが、完成したときには「作ってよかった」と感じました。

このメモを見つけた瞬間、当時の苦労や勉強の日々が鮮明に蘇り、受験生時代の感覚を思い出しました。政治経済は、他の科目に比べ選択する人が少なく、特に私が受験した時期にはネット上での情報も限られていたため、学習方法に苦労しました。そこで、同じ悩みを抱える受験生のために、私の経験をシェアしようとこの記事を作成することにしました。私が実践した学習法や知識が、これから政治経済で受験を考えている方々の助けになることを願っています。


早稲田大学受験を考えている受験生へ

最初に、早稲田大学を目指すにあたって政治経済を選択することについて、重要なポイントをお伝えします。まず、併願校によって科目選択の戦略が変わるという事実です。もし滑り止めとして慶應義塾大学や上智大学を狙う場合、世界史か日本史を選択する必要があります。なぜなら、これらの大学では政治経済を受験科目として選ぶことができないからです。

一方で早稲田一本に絞っている場合、政治経済を選択するのは非常に効果的です!特に時間が限られている現役生にとって、短期間で効率的に対策ができるという点で、政治経済は大きな助けになります。実際、早稲田レベルまで短期間で仕上げられる科目としては非常に有利です。

さらに、MARCHの多くの学部でも政治経済を選択できるため、早稲田対策をしっかりしていれば、他の大学への対応も十分に可能です。特に明治大学では、政治経済での受験ができ、問題の形式も比較的オーソドックスです。早稲田の過去問をしっかり解いておけば、明治の問題にも自信を持って挑めるので、滑り止めとしても心強い選択肢になります。このような柔軟な選択肢があることで、少しでも安心感を持ちながら受験勉強に取り組めるのではないでしょうか!

実際に僕は慶應や上智を受けずに、明治大学のみを滑り止めとして受験しました。結果としては、情報コミュニケーション学部、政治経済学部、法学部を受けて、なんと全部合格をいただくことができました!この経験から、早稲田対策をしっかりしていれば、明治大学でもしっかり通用するんだなと実感しました。

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政治経済という科目について

ここからは具体的な政治経済の勉強方法についてお話しします。先ほども触れたように、政治経済は他の科目に比べて選択する人が少なく、特に私が受験した時期はネット上での情報も限られていて、学習方法に苦労しました。そこで、今回は少しでも受験生の役に立つ情報をお伝えします。

まずはMARCH合格レベルまでの持っていき方についてです。MARCHレベルを目指すなら、まずは畠山先生(以下畠山本)か蔭山先生(以下蔭山本)の参考書を1冊しっかりやり込みましょう。私の肌感覚では、蔭山本の方が網羅性が高いのでおすすめです。

どちらかの本をきちんとやり込むと、センター試験(現在は共通テストですね)で7割程度は取れるようになっているはずです。ここが政経の大きなメリットです!知識が定着すると、範囲が狭いこともあってほとんど忘れません。そのため、1日1時間以下の定期的な復習だけで十分なんです。私自身は2日で1時間ほどしか復習していませんでしたが、これで十分でした。

このレベルまで持っていけたら、あとは志望校の過去問をひたすら解きまくってください。最低でも10年分は解くのが理想です。また、センター試験や共通テストの過去問も解くことで、実力がついてきます。インプットが終わったら、アウトプットに力を入れることが大切です!

早稲田対策について

残念ながら、早稲田に合格するためには上記のレベルでは不足しています。。。具体的には、早稲田ではさらに2つのポイントの知識が求められます。1つ目は国際分野の知識、2つ目は時事問題への対策です。

1つ目の国際分野の知識を培う方法については、いくつかの方法があります。まず、もしあなたが現役生で世界史の授業を学校で受けているなら、それを集中して受けましょう!ただし、近代史に特化して聞けば大丈夫です。特に戦後からの分野は政経でもよく出題されるので、しっかり取り組んでください。

もう一つの方法は、代ゼミの畠山先生の講義を受けることです。お金はかかりますが、プロの先生の講義は独学ではカバーしきれない部分をしっかりサポートしてくれます。早稲田を受けるなら、畠山先生の授業は特におすすめですよ!国際分野に特化した5日間の講習が夏期と冬期に開催されるので、近くに代ゼミ本校やサテライトがあれば、ぜひ参加を検討してみてください。

2つ目の時事問題の対策は少し地道ですが、普段から新聞を読んだりニュースに目を向けることがやはり大切です!また、「時事重要テーマ100」という日経の本を手に入れるのもおすすめです。

そしてこちらも可能ならば、畠山先生の講義を受講することがとても強力な対策になります。冬期に代ゼミで行われる直前対策講座では、時事を取り入れた予想問題を解き、解説も受けられます。もしあなたが河合塾に入会しているなら、同様の直前対策講座があるはずなので、そちらを受けても大丈夫です!


最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!受験勉強は本当に大変な時期ですよね。
苦しいことや辛いことも多いと思いますが、最後までやり切った時には「やって良かった」と思えるはずです。私も受験生時代の苦労があったからこそ、後の就活を乗り切ることができました(笑)。
大学生活は本当に楽しい4年間です。皆さんが理想の大学で素敵な大学生活を送れるよう、心から願っています。
今後、国語や英語の勉強法についてもまとめる予定なので、また機会があればぜひ見てください。

おまけ

冒頭で述べた用語集(年表)を別記事としてあげておきますので、そちらも参考にしてください!


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