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「上手く歩かなくていいから1歩ずつ君らしくあれ」

今日から自分の心に刺さった音楽を紹介していきたいと思う。
記念すべき1回目はRAM WIREの「歩み」。

この曲は映画「僕たちは世界を変えることができない」のタイアップ曲。

ごく普通の大学生がカンボジアに学校を建てることを題材にした映画で何度見ても感動する。日々悶々と生きている自分にも何かできることがあるのではないかと考えさせられる大好きな作品だ。

話は戻り、「歩み」について。
中学生だった僕の心にサビのフレーズが強烈に印象に残った。

「上手く歩かなくていいから1歩ずつ君らしくあれ」

当時の僕は、日々の生活に絶望していた。
所属していたサッカー部ではレギュラーが取れず、クラスメイトとのコミュニケーションに頭を悩ませ、勉強では第一志望校に落ちた。
全てに負けた気がした。

でもそんな自分を温かく励ましてくれた。
上手くいかなかったときに大事なのは、反省をすることではなく自分らしさを忘れないこと。

失敗する自分を認めて自分のペースでいいから前に進もう。
素敵な考え方だなと素直にそう思った。

この歌詞は定期的に自分の頭の中を流れる。
何かに行き詰っているときや不安でどうしようもないときに。

自分を苦しめてまでうまくやる必要は必ずしもない。
大切なのは自分らしくあり続けること。

このフレーズの後にこう続く。

「僕らはしゃがみ込む度にそう そこに咲く花を知る」

しゃがみ込む。

つまり歩みを止めた時。
下を向いてしまったとき。

そんな時に気づく花、つまりは見失っていた大事なものに気づける。

それは自分のプライドや信念、夢、目標であると僕は思う。

走り続けることで日々の生活に忙殺される「自分らしさ」を忘れずにこれからも生きていきたい。

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