桜のボッチと鹿の角。
先日桜を撮りながら、画面ぎりぎりのところに
ポツンと桜を入れたいと思った。
私が使っているのはNikonのD5500でAPS-Cのもの。
ファインダーを覗く形で撮っているので、見える範囲ぎりぎりに
桜を置いてシャッターを切る。。
でも、見返すと桜が端っこにいない。
あれ?
期待した位置より、やや中央に寄った位置に写っている。
おかしいな~?
と何度か試しているうちに気が付いた。
ファインダーに見える風景は、周りが見切れてるんだ。。
てっきり全部見えてるんだと思ってたよ。
後でトリミングすればいいだけの話かもしれないけど、
ちょっと意地になって、桜を見切れるぐらいに寄せて
何度かチャレンジしてみた。
なぜかというと、ある有名な人気写真家の写真展で、
少しぼやけた広い草原の隅っこに、やわらかそうな丸っこいものの先端が
ちょっぴり写っている写真があったから。
色は綺麗だったけど、最初は何だかわからなかった。
不思議に思いながら、展示室をなん周か見て廻っているうちに、それが
うぶ毛に包まれた鹿の角の先端だとわかってきた。
言葉で説明するのが難しいけど、そういうのを作品として
どーんと展示できることも凄いと思ったんだよね。
勿論ほかの作品も素晴らしくて。
全部素敵だったけど、今印象に残っているのは、なぜか鹿の角の先っぽ。
人の記憶っていい加減だね。
そんなことがあったので、チャレンジしてみたんだけど、
意外に難しかった。。
ので、結局トリミングしましたとさ。
ちょっとだけね。(*´艸`*)
桜をもっともっとも~~っと小さく撮らなきゃだったな~と、
上の写真を見ながら今思っています。
貧乏性だから、つい対象を画面いっぱいに入れたがってしまいます。
もっと心がリッチにならねば!
(件の鹿の角は、上の桜の枝半分ぐらいのぽっちりさでした。
あと全部背景。現場でその発想は、なかなかできない~。)
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