【事】参考図書2019年6月
SQ-SALON卒業生用の6月参考図書のテーマは「芸術」です。壮大なテーマですが、それぞれ違った視点からオススメの3冊を紹介します。
No.1:芸術とは何か 千住博が答える147の質問
■推薦コメント(yama)
いわゆる「美術」の苦手な私にとって、まずもって「芸術とは何か」という問いがもっとも重要でした。
その問いかけに一つの方向性をみせてくれたのがこの本。
「芸術」という分野について、基本から考えてみるための助けになることと思います。
No.2:世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」
■推薦コメント(masa)
よくあるビジネス書に捉われがちですが、WHYを考える上で良いケーススタディかなと思います。哲学を学ぶべき理由が一番の納得させられるポイントです。
真に重要なのは、その哲学者が生きた時代において支配的だった考え方について、その哲学者がどのように疑いの目を差し向け、考えたかというプロセスだからです。
No.3:THE BOOK OF TEA
■推薦コメント(mami)
有名すぎる本なので、読んだことがある人も多いかもしれませんが…岡倉天心(Kazuo Okakura)が「茶道」を通して、日本特有の美の神髄、思想、文化について英語で書かれた名著です。
日本と西洋の美に対する思想の違いとは?茶の湯から見える日本的美意識とは?その背景にある思想とは?そして、それらを違った文化圏の人々にどのように伝えたのか?など、あらゆる観点から読むことが出来る1冊で何度も楽しめる本だと思います。
【かいたひと】
SQ-SALON事務局
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