9.アンチ・ドーピング:「競技会(時)」の定義を知っていますか?
それは🕛深夜0時の60秒前、ズバリ言うと前日23時59分に始まります。
といっても「SPヤマト」が大好きなTOKYO FMの深夜ラジオ番組「ジェットストリーム」が始まるということではありません。
それにしても受験勉強をしながら、あるいはデートの帰り道によく聴いていた📻「ジェットストリーム」。
もしかしたらあなたも現在のパーソナリティー、あの福山雅治さんの渋い声のファンだったりして。
ちなみに「SPヤマト」が聴いていたJAL:日本航空提供の”夜間飛行の音楽の定期便”の機長は城達也さんでした。なんて・・・脱線している場合じゃありません。
で、そろそろ本題に戻らないと
今回も、中高生にもわかりやすい「アンチ・ドーピング講座」へようこそ!
では、「アンチ・ドーピング」のルールで定められている競技会(時)について勉強しましょう。
という事で、競技会(時)というのは試合前日23時59分からドーピング検査にかかわる一連の手続きが終わるまでを言います。
という事は、”競技会(時)検査”は必ずしも競技会会場だけでなく、”競技会(時)以外検査”と同じように、自宅やホテル、練習場などで行われることがあるという事がわかります。
ここで気を付けたいのは、「アンチ・ドーピングのルール」では、禁止薬物にもグループがあって、普段は使っていても問題ないが「競技会(時)」にだけ体内から検出されてはいけない物質と、「競技会(時)」および「競技会(時)以外」も含め常に禁止されている物質があるという事です。
蛋白同化薬と呼ばれる筋肉増強剤などは常に禁止されている物質に該当しますが、麻薬や興奮薬などは「競技会(時)」にのみ禁止されているので、普段の練習などの時には服用していても問題がないという事になります。
この他にも、ベータ遮断薬という物質が、アーチェリー、自動車、ビリヤード、ダーツ、ゴルフ、射撃、スキー /スノーボード、水中スポーツなどの特定競技で禁止されてます。
麻薬や興奮薬は市販の総合感冒薬、いわゆるかぜ薬に含まれていることが多いため、「競技会(時)」前日、当日はもちろんのこと、試合が近づいてきたら服薬しないように気を付けて下さい。
薬が体内からすべて消失するには時間がかかります。また、その時間は薬物によっても大きく異なり、もちろん個人差もあります。
「競技会(時)」に禁止されている物質を含む薬品を、試合前のいつごろまで服用できるかという事については、自分で判断せずに、必ずお近くの「スポーツファーマシスト」にご相談ください。
なお、「競技会(時)」に禁止されている物質が、「競技会(時)以外」の検査で検出されたとしても、検査時の書類確認の際に、検査の日より7日前から使用した薬やサプリメントをきちんと申告しておけば問題ありません。
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