私がカウンセラーを選んだ方法と、カウンセリングを最大限に活用するための心得
自分自身のカウンセリング体験について書いています。
今回書くのは、私が今のカウンセラーさんを選んだ理由です。
ここに書くことは私自身の経験であり、もちろん私と同じ基準で選ばなければいけないわけではありません。でも、もしカウンセリングを受けてみようかな〜と思っている方がいれば、参考になると嬉しいです。
1. 場所を問わないオンラインカウンセリングであること
カウンセリングを受けようと思ったとき、始めからオンラインカウンセリングを探そうと思っていた。オンラインに絞ろうと思ったのは、日本語でカウンセリングを受けたいと思っていたからだ。
以前にも書いたけれど、私は英語より日本語のほうが、より自分の感情に沿った言葉が出てくると感じている。だから日本語で話せるカウンセラーは必須条件だった。
ここオーストラリアでも日本語を話すカウンセラーはいるけど、数が少ない上に、家から近いなどの利便性を考えたら必然的に選択肢はかなり狭まる。自分に合うカウンセラーを見つけるのは相当難しそう。
それなら、最初から場所を問わず、日本語でカウンセリングを受けられるオンラインカウンセリングサービスを探そうと思い、インターネットで探してcotreeにたどり着いた。
オンラインカウンセリングは時間と場所を問わず相談でき、便利で続けやすいので本当におすすめです。
2. 相性のいい人に出会うまで何度も試す
これまで4人のカウンセラーさんにカウンセリングを行ってもらった。
カウンセリングはデートと同じ、相手との相性がとても大事。だから、相性がいいかもと思うカウンセラーさんに会うまでは、何度も試すことをオススメします。
ちなみに私の場合、一番の決め手となったのは私自身が答えを出すよう導いてくれること。今の担当カウンセラーさんは決して誘導尋問をせず、とても忍耐強く待ってくれる。自分の感情を言語化するのを手伝っていただくことで、自分の気持ちに向き合いやすくなった。
3.背景が似たカウンセラーを選ぶ
今担当していただいてるカウンセラーさんは、ご自身も海外に在住したことのある女性だ。
担当するカウンセラーさんが自分と似た背景である必要はないけれど、やはり自分の話をする上で細かいニュアンスをわかってくれるのは心強い。
海外在住者特有のマイノリティとして生きていく大変さや、日本人コミュニティとの付き合い方、日本に帰国した時の違和感など、説明せずともわかってくれる。生活の背景を説明することに時間をかけず、悩みや不安など核の問題に集中して話すことができるのはありがたい。
カウンセリングを受けるのに、知っておくとおトクなこと
相性のいいカウンセラーさんと出会うのと同じくらい、自分自身がどんな態勢でカウンセリングにのぞむかも本当に大事だと思っている。
これからカウンセリングを受けようと思っている人に、知っておくとお得だよ〜と思うことは2つ。
・コミットメントの分だけ、気づきはある
カウンセリングという舞台の主役は自分自身で、自分自身がどれだけ積極的に関わろうとするかによって結果は変わると実感している。
私自身も全てをさらけだし、どんな感情が出てきても受け止めようと、自分の心と向き合う覚悟を決めてからは、一回一回のカウンセリングで沢山の気づきを得るようになった。
もちろん、初めは気軽に話をする気持ちで全然かまわないと思う。話しにくいこともあるかもしれない。
でも私みたいに、自分の気持ちをもっと掘り下げたいと思っているなら、つつみ隠さず思っていることを全て話すのがおすすめ。
・根気はいるよ、でも大丈夫
自分の心に向き合うって、言葉にするのは簡単だけど実践するのはとても難しい。特に自分のネガティブな感情に向き合うのは、とても居心地がいい経験とは言えないし、私もカウンセリング中に泣いてしまったことが数回あった。
占いみたいに、何かアドバイスをもらうわけじゃない。カウンセリングが全てを解決してくれるわけじゃない。
けれど、そこで簡単なオプションに逃げずに、自分ときちんと向き合った経験は自信になる。自分の心に向き合おうと一歩を踏み出しただけでも、とっても大きな進歩だ。
それに、カウンセラーの方々はプロなので、強引に進めることはしない。あくまで自分のペースで進めていい。ゆっくりと、時間をかけて。
そして何より、自分一人で乗り越えるのではなく、助けてくれる人がいるって本当心強いです。
これで私のカウンセリング体験は終わりです。次回はカウンセリングについて思ったこと(余談)を書こうと思います。