おうち生活で実感した、自分が普段いかに周りのものを”観”ていなかったかということ
皆さん、おうち生活いかがお過ごしですか?
私はもともと内向的な性格もあって、家での生活結構楽しい。次から次へとやることが見つかる。絵を書いたり、洋服や家具、家のメンテナンス、料理etc・・・
しかし掃除とか、大きな目につきやすいことはとりあえずこの2ヶ月でやってしまったので、常に(他によくできることはないかな?)と家の中を徘徊(笑)しています。
先週末は、以前ドアのペンキを買うときにミツロウワックスを購入したので、いつもは単にホコリをとるだけのアンティークの書き物机を、せっせと磨いたのです。
ぴかぴかに光り輝いたその机を、インスタに載せようと写真を撮ってみてみたら、机の正面に見事な木目が。
7年以上も毎日、365日この机を目にしていたのに、全く見えていなかった この美しさ。
とても衝撃的だった。
自分は普段、いかに目の前のものを見ていないかが、体感としてずしーんとわかった瞬間でした。
それと同時に、やっぱり自分の目が行き届くだけのものを持とう、と新たに決意した時でもありました。
いつも自分が持っていないものに目がいってしまう。
手に入れたら興味も薄くなり、また別の新しいものが欲しくなる。
本当は、すでに素晴らしいものを、たくさん、自分の手におさまりきらないくらい持っているのに。それ以上持ってどうするんだろう?
頭ではずっとわかっていたことが、目の前の物の美しさを認識するという衝撃によって、心の底から納得できたし体感できました。
いつも外からの刺激で、あれがほしい、これがほしいと思ってしまう私にとって、この家での期間は自分の持っているものを見つめ直し、感謝しなおすいい機会となりました。
皆さんももう一度、自分の身近なものをじっくりと、観てみて。
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