夢の話「虫を掃除機で吸う」
先日見た夢は、とても気持ち悪い夢だった。
いつもの寝室にいるのだが、枕や布団の上が、食べかけのクッキーや本やタオルなどで少し散らかっている。
掃除をするため除菌スプレーをかけると、小さな虫が布団や物の隙間からうじゃうじゃと出てきて悲鳴を上げる私。
それを急いで掃除機で吸うのだが、掃除機の吸い口が細くてなかなか全部を吸いきれない。
スプレーをかけては吸い、かけては吸いを繰り返す。
布団から出てくる虫は、蟻、カミキリムシ、蛇っぽいやつ、ゴキブリ、なんだか得体のしれない大きな昆虫、ペットとして飼われるようなトカゲ、巨大なナメクジ、などなど。
ねばっこいのとか、黒っぽくて集団で動くやつとかいたるところから這い出てくるやつらを掃除機で思いっきり吸い込んでいく。トカゲや巨大なナメクジはなかなかしぶとかった。
「なんだよ!こいつら!気持ち悪い!きしょい!」
と叫びながら汗だくになって掃除機で吸っている最中に目が覚めた。
しばらくは心臓バクバクしながら目の前の天井を見つめて
「ハァハァ…… 夢?今の夢??」
「大丈夫…私の周りは散らかってない…掃除機も持ってない!」
「夢!夢!夢!」
と、自分で言い聞かせて落ち着きを取り戻しました。
すっかり目が覚めてしまったので、夢占いで意味を調べると、
虫を掃除機で吸う夢は、
”何かに頑張って取り組んでいる状態”
”邪魔な人やモノを除外したい気持ちの表れ”
”自分の卑しい気持ちが表出する事の戒め”
などでした。
総じて「自分のネガティブな感情が現れるのをどうにか対処しようとしている現状」を表しているのだろうと思いました。
もう、まさにその通り。
ここ数年、身近な高齢者が筋力低下でお漏らしをしてしまうのですが、大人用オムツを嫌がるし、粗相をしても自分で掃除しないし、人に掃除してもらってもお礼も言わないし。漏らした事を注意すると「お前は何様だ!」の勢いで怒ってくる迷惑極まりないジジイなんです。
「どうしてこんなジジイの下の世話せにゃいけんのか!」
と毎日ネガティブな感情にまみれていて、ジジイを罵り殴ったり蹴ったり階段から突き落としたり酒瓶で殴打したり。殺すつもりでジジイに暴力ふるってます。妄想の中で。
この妄想に気づくたびに自己嫌悪と罪悪感でいっぱいになるので、「相手は変わらないんだから自分の気持ちを変えなければ!」とワークに取り組んでいたところでした。
あの、おぞましい大量の虫たちは、自分のネガティブ感情だったのかと思うと、自分に虫唾が走ります。。
あれらを一掃できるのかどうか…
千里の道も一歩から。
1回1回のワークを真剣に頑張ろうと思います!
最後まで読んでくださってありがとうございます! ありがたく頂戴いたします!