みるきー(Milkie)

会社で働くウェブクリエイターのエンディングノート的創作活動の跡です。過去に書いたものも含め公開していきます。 日常をとりまく様々な事についていろいろと書いてます。

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マガジン

  • 怪怪耳袋

    みるきーが体験した怖くて不思議なお話です。

最近の記事

不思議な出来事「亡き祖父の面影」

2020年1月下旬、お不動様の導きから少し経ってシンクロが頻発し始めたあたり。私の誕生日に起こった少し不思議な出来事。 ある日の午後、「今日は私の誕生日だ!」と気が付き、小さなケーキでも買おうかなと考えていた。 仕事帰り、会社の近くにまぁまぁ美味しいケーキ屋さんに行こうかと思ったが、なんとなく行く気にはなれず。 とりあえずコンビニに寄ったが、スイーツコーナーにケーキはなく…。 仕方ないか…と、取り急ぎ日用品をカゴに入れレジに並んだ。 ふと、列の横にあるアイスコーナーに目を

    • 夢の話「虫を掃除機で吸う」

      先日見た夢は、とても気持ち悪い夢だった。 いつもの寝室にいるのだが、枕や布団の上が、食べかけのクッキーや本やタオルなどで少し散らかっている。 掃除をするため除菌スプレーをかけると、小さな虫が布団や物の隙間からうじゃうじゃと出てきて悲鳴を上げる私。 それを急いで掃除機で吸うのだが、掃除機の吸い口が細くてなかなか全部を吸いきれない。 スプレーをかけては吸い、かけては吸いを繰り返す。 布団から出てくる虫は、蟻、カミキリムシ、蛇っぽいやつ、ゴキブリ、なんだか得体のしれない大きな昆

      • スピリチュアルに足を突っ込むきっかけになった事

        前々から、目に見えない存在に関する話は好きでした。 夏になると必ず見ていた新倉イワオの「あなたの知らない世界」。ほんとに好きでしたね。懐かしい。 また、冝保愛子さんの他、少し前では下ヨシ子さんと江原さんの番組は欠かさずチェックしていました。 そんな感じで、どちらかというとネガティブな幽霊ものの話に興味がありましたが、ポジティブな神様や仏様の話題はさらっと見るぐらいの感じでした。 ですが、2019年の年末から、私の人生のながれがガラリと変わりました。 不動明王様のお導き一番最

        • 子供の頃にあった不思議な感覚

          今思うと、子供の頃に感じた自分自身の感覚は、本当にちょっと不思議でした。 あの頃感じていた感覚は何だったのか、今でもよく分かりません。 極大と極微の感覚日常ふと自分の意識に集中すると、意識が宇宙をも包み込むように極大に膨れ上がったり、原子よりも小さい陽子のように極微の物になったような感覚になったりと、極大と極微の感覚を同時に味わうことがありました。 自分でも何がなんだか分からないような一種のトランス状態のようでありながら、感覚はきちんと味わえるほど覚醒していて、本当に不思議

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        • 怪怪耳袋
          13本

        記事

          人生に「わくわく」を ~プロローグ~

          人生半分も過ぎてようやく、「本当に自分がしたい事って何だろう?」と真剣に考え始めました。 40年間なんとなくふらふらと歩いてきた道。 ある程度は自分で選択してきた道ではあるけれど、探検家のように目的地を定め勇む心で歩んだ道ではない。 このままでいいのか? やりたいことはやっといた方がいいんじゃない? このまま体が衰えて、心も衰えてきちゃったら寂しくない? せめて何か、よぼよぼになっても熱中してできる事を見つけたいじゃん? と、ここ数ヶ月間、自分が喜んでやりたいと思うこと

          人生に「わくわく」を ~プロローグ~

          私が体験する瞑想中の不思議(?)感覚

          瞑想に興味を持って数年。がっつり瞑想しているわけではなく、気持ちの切り替えや心を落ち着けたいときにリフレッシュするために瞑想している。 たった数分の瞑想でも、視界はクリアに脳はスッキリ。目を開けて少し落ち着いたら「さあ、次は何に手を付けようかな!」と、次の作業にやる気満々で挑める。 習慣化している瞑想は短くて2~5分、長くて10分程度。 そんな短時間瞑想中でも、何度か不思議な感覚を体験する。 ----- じんわりと温かくなる 瞑想中はまるでスキャンしているかのように

          私が体験する瞑想中の不思議(?)感覚

          Aさんと、私に憑くもの2「深夜の男女」

          以前のお話「不思議体験「悪霊(?)と守護霊」」に登場したAさんとは、私が二十歳の時に友人の紹介で知り合いました。 Aさんは霊感が強く、これまでに様々なモノを見てきたそうで、私と関わってからもいろんな体験をしたそうです。 その中で、いくつか教えてもらった話があります。 ------------------------------------------ ある夜、Aさんが打合せ帰りに私のアパートに寄り、お土産を持ってきてくれました。 その日、打合せの後、取引先と一緒に相撲を

          Aさんと、私に憑くもの2「深夜の男女」

          「書くことが大嫌いだったのに、今では毎日何かしら書いてる」というこの不思議

          小学生の時から文章を書くのが大嫌いで、作文や読書感想文の宿題はほぼ白紙で提出してきた。 それは、中学・高校・大学も同じで、文章作成だけはとことん逃げてきた。 それが、Facebookでの近況報告をきっかけに、いつの間にかたまーに詩やエッセイを書くようになった。 感情や状況を詩にしたり、いろんな事柄に対する思いを綴ったり、自分で撮った写真に詩をくっつけてみたりもした。 誰に見せるでもなく、なんとなくペンが動くままに、メモアプリを立ち上げて指が動くままに書いてきた。 数年前に

          「書くことが大嫌いだったのに、今では毎日何かしら書いてる」というこの不思議

          女が「女の色気」にやられてしまった時の話(色気の考察)

          いつだったか、近所のスーパーに買い物に行ったとき、ある女性に目が釘付けになった。 20代後半ぐらいの彼女は、上半身に厚みのある少しムッチリした体形だ。 胸はEカップぐらいか。お尻が少し隠れるぐらいの丈のモヘアセーターを着てスキニーパンツをはいていた。 お腹もキューピー人形のように少し丸みを帯びているのだが、それよりも胸が大きいので、ぽっこりお腹がうまく目立たなくなっている。 お尻も太もももふくらはぎもそこそこ太く、スキニーパンツなので余計に強調されている。それなのに、やはり

          女が「女の色気」にやられてしまった時の話(色気の考察)

          Aさんと、私に憑くもの1「赤い目の人」

          以前のお話「不思議体験「悪霊(?)と守護霊」」に登場したAさんとは、私が二十歳の時に友人の紹介で知り合いました。 Aさんは霊感が強く、これまでに様々なモノを見てきたそうで、私と関わってからもいろんな体験をしたそうです。 その中で、いくつか教えてもらった話があります。 ------------------------------------------ 当時の私はどうしようもない程すさんだ人間で、世間の常識も知らず、ワガママなふるまいばかりで人に迷惑をかけながら生きていま

          Aさんと、私に憑くもの1「赤い目の人」

          書きたくて書きたくて 頭と心にはたくさんの情景が生まれ 忘れないよう全身で味わい尽くすものの せわしない日常の中では 手放した瞬間から風化してしまう 細切れの時間では 頭の中のモノを書き留めるのに精一杯で それを繋いで編集するには 時間と私の処理能力が足りない 悩ましい毎日

          書きたくて書きたくて 頭と心にはたくさんの情景が生まれ 忘れないよう全身で味わい尽くすものの せわしない日常の中では 手放した瞬間から風化してしまう 細切れの時間では 頭の中のモノを書き留めるのに精一杯で それを繋いで編集するには 時間と私の処理能力が足りない 悩ましい毎日

          虫の知らせ「別離」

          あれは大学2年生。 夏休みに友達二人と3泊4日のタイ旅行を計画した。 この旅行は女子だけで行こうと話していたため、当時付き合っていた彼には「留守番ね」と伝えた。 同棲していたわけではないが、住んでいたアパートが同じで部屋をよく行き来していたので、もう同棲しているような感覚だった。 出発の日、アパートから最寄り駅まで彼と一緒に行き、彼は駅で見送ってくれた。 タイに着いてからは、タイの文化や食べ物やタイ独特の空気が面白くて、正直、日本にいる彼のことをほとんど思い出さず、メール

          虫の知らせ「別離」

          壮年と思春期のジレンマ

          園児だった頃、自分が何を考え、何を話していたかを覚えている人はどのくらいいるのだろう。 それより以前、母親や父親に何を感じていたのか、何に喜び何に悲しんでいたのか記憶している人は、どのくらいいるのだろう。 幼児だった頃のことを覚えている人と、覚えていない人の違いはなんだろう。 単に記憶する能力の問題なのか。 ニューロンの電気信号のやり取りの活発さや強度によって記憶の深度が違うのかもしれない。 深度が高ければ記憶の定着はより強固なのか。 それともエピソードから受ける衝撃度

          壮年と思春期のジレンマ

          私とフェティッシュのつかず離れずな関係

          私は制服が大好きだ。 制服というよりも、制服を着た男の人。 制服だったら何でもいいのではない。 自衛隊、消防士、警察官、機動隊、レスキュー隊など、命をかけて人を守る男の制服だ。 先日行ったお祭りで、自衛隊によるイベントテントスペースがあった。テントの前にはハンガーラックに迷彩服や白い海員制服などが数着かけられおり、若い男の子たちが制服を着た自衛隊員と記念写真を撮っていた。 自衛隊員を見た瞬間、顔がカッと熱くなった。 折り目正しい白い制服が眩しくて 青い迷彩服がたくまし

          私とフェティッシュのつかず離れずな関係

          虫の知らせ「自転車のざわつき」

          大学二年の夏、ある日の夜7時過ぎ。 当時住んでたアパートの自転車置き場が無性に気になりました。 通学に使っていた自分の自転車を見に行かなきゃどうにかなりそうな程の強迫観念に襲われたのです。 「見に行かなきゃ!」と読んでいた本を乱暴に床に落として玄関に向かい、サンダルに足を押し込んでドアノブに手をかけたところで、はたと冷静になりました。 なんでこんなに自転車が気になるの? 脈絡もないし、なんか、おかしくない? と、自転車を見に行く事への切迫感を感じている自分の感覚のほう

          虫の知らせ「自転車のざわつき」

          優しい温もりよりも「きつい抱擁」が欲しい

          明日は少しでも笑顔が作れるかな 雨上がりの夜 澄んだ空気を吸い込めば 今日の暗い心を全て吐き出せるかも知れない 静かな月の明かりを見たかったけれど 見渡す空は遠くのネオンを映すだけで 星の瞬きは霞み 雲の怪しい姿に不安を覚える 何を間違えたんだろう どうして出来ないんだろう すれ違うことばかりで 心がじわじわと握り潰される 目を閉じて、胸の痛みを味わい尽くす 瞼が熱く震えて鼻の奥がツンとしてくる 膝を抱え顔をうずめて小さく嗚咽をもらす こんな夜は優しい温もりよりもきつ

          優しい温もりよりも「きつい抱擁」が欲しい