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ハリー・ポッター好きアラサー社員対談後編「愛の深さに気づくとすごく好きになっちゃう」

1月17日(金)から金曜ロードショーで3週連続放送している、「ハリー・ポッター」シリーズのクライマックス3部作。
前編ではハリポタ好き社員のみかんヤマの2人が、ハリポタとの出会いから好きなシリーズ、組み分け寮について大盛り上がり。後編では、キャラクターやロンドンでの思い出を熱量高めに語ります。
※ネタバレに触れている箇所がございます。未視聴の方はご注意ください。
※進行役はハリポタ初心者のnote編集部・タンタンがつとめます。

▽前編はこちら


ふわふわした女の子の内なる強さに惹かれる!?好きなキャラクター

――前編でもいろいろなキャラクターの名前ができたと思いますが、好きなキャラクターについて教えてください。

ヤマ「好きなシリーズでもだいぶ語ってしまったんですけど、ルーピン先生とマクゴナガル先生は外せないですね。ただ、一番はダントツでハーマイオニーが好きです。一人っ子だったからかお兄ちゃんとかお姉ちゃんに憧れが強くて、エマワトソンさん演じるハーマイオニーを見た時、こんな知的ではっきりしていて可愛いお姉ちゃんがいたらな…と考えながら楽しんでいました。あと私自身、小さな頃は本の虫で、本屋さんに何時間滞在しても飽きなくて、勝手に共感していた部分もありました(笑)」

みかん「私はルーナが本当に好きです。この作品では意外とみんな常識がある中で、ルーナだけタガが外れているというか、本当に一人だけ住んでる世界が違うのかなって感じの子なんですよね。だけど、ダンブルドア軍団に入る芯の強さもある、そのギャップに惹かれました。不思議な魅力のある発言をちょいちょいするのもすごく可愛くてめちゃくちゃ好きです」

ヤマ「ルーナって飄々としているけど内に秘めた強さがかっこいいですよね。いつもふわふわしていてあんまり声を荒げるるような子じゃないけど、ハリーに話を聞いてほしいここぞという時に、『ハリーポッター!』と大声で引き止めて大事な助言をしたり」

みかん「本当に、普段おっとりしてる子が声を荒げるシーン衝撃だよね。自分がすべきこと、守るべきことをしっかり分かって行動する、そこがレイブンクローっぽいなと思ったり。
あとドビーとセドリックも良いな…。あとスネイプ先生は最後ツンデレなのかよ!というか、自分が好きだった人の息子という一点だけで、最初から最後までハリーを守り抜いていて、その愛の深さに気づくとすごく好きになっちゃうな。グッズでも遊ばれがちで、アイドルになったの?みたいなシールもあったり…それも含めてすごい好きですね(笑)」

ヤマ「ファン層がかなり熱狂的ですよね。でも好きになる気持ちはものすごく分かります」

――ちょっと話は変わって、使ってみたい呪文はある?

みかん「『ルーモス』一択ですね。『秘密の部屋』でハリーが暗い部屋で布団被って本を読むシーンがあって、この呪文で明るくして読むんです。それを再現したい!」

ヤマ「好きなのは『ピエルトータム・ロコモーター』だけど…日常生活だと100%使わないですよね。対象を呼び寄せる『アクシオ』とかいいですね。机の上に放置したスマホをベッドから動かず取りたい。あと、いきなりで何なんですけど、私痔でお尻が痛いことがよくあるんですけど…」

みかん「痔…」

ヤマ「『モリアーレ』という通称クッション呪文があって、あれ使いたいです。飛行機いつも辛いんですよ、魔法使いたちも箒にかけて負担を少なくしているみたいなので、私もぜひ使いたいです」

ロンドン旅行やハリーたちの書き込んだ教科書から、キャラクターに想いを馳せて

――聖地であるロンドンには行ったことある?

みかん「あります!まさに、今日グリフィンドールのパーカーを着ているんですけど、これはロンドンのキングスクロス駅、9と4分の3番線のお店で買いました!」

ヤマ「ショップあったんですね!いいなあ」

みかん「そうですそうです。9と4分の3番線につながる柱ではマフラーを貸してもらって写真を撮ってもらえて、グリフィンドールやスリザリンが人気ななか、私は堂々とハッフルパフ(笑)。お店のお姉さんもハッフルパフの制服を着ていたから、”Good choice!”って言われて軽率に恋に落ちました(笑)。無限にグッズを買っちゃって、9と4分の3番線のトートバッグも買いました」

ヤマ「わあ!めちゃくちゃ可愛いですね」

みかん「めっちゃ可愛いですよね。縫製ゆるいからそこは自分で縫ってるんですけど」

ヤマ「グッズけっこう買う派ですか?」

みかん「制服はあまり買わないけど、モチーフのアイテムは軽率に買っちゃうなあ。あとファンタスティックビーストの第一作目のムビチケの特典でついてきたニフラーのコインケースも、発表されたときからほしくて販売初日に買いに行きました。あと、お気に入りはホグワーツでハリーたちが勉強した時の教科書!」

ヤマ「おお!私も日本語版持ってます。原著あるのすごい!」

みかん「ちょいちょいハリーたちの書き込みがあって面白いんだよね。筆跡でやっぱりハーマイオニーは字が綺麗だな、ロンが変なこと言ってるな、と全部楽しめる。書き込みが無いものもあるみたいなんですけど、どうしても書き込みがあるものが欲しくて、大学生の時に母親に頼んでクリスマスプレゼントでもらいました」

ヤマ「この教科書はニュート・スキャマンダーの『幻の動物とその生息地』の教科書ですよね。ファンタビのグッズも持っていたり、ニュートが結構好きなんですか?」

みかん「ニュート・スキャマンダーが好きというか、エディ・レッドメインが好きで。中学生の頃に初めて見た時、一目惚れで雷に撃たれたみたいな感覚になっちゃって。私色んな推しがいるんですけど一番好きです。そしたらまさかのハリー・ポッターシリーズ抜擢で、驚いて見に行ったらニュートはチャーミングだし魔法動物もかわいいし、作品自体すごく好きになりました」

ヤマ「好きな人が好きなシリーズに大抜擢って、たまらなく嬉しいですね」

みかん「めちゃくちゃ嬉しかったです!」

――ヤマさんはロンドンに行ったりグッズ買ったりしてる?

ヤマ「行きましたし買ってます!大学生の夏にワーナー・ブラザーズ スタジオツアーを目当てにロンドンに行ったんですけど、想像していたよりも寒くて、ツアー内でホグワーツのパーカーを買って、その後の旅行でもずっと着て歩いていました。友達3人で寮違いのパーカーを着てはしゃいでいたからか、どこのお店に入っても”Hi,children”って言われました…(笑)。グッズはキャラクターを近くに感じられるものが好きで、日常では使えないないと分かっていながら制服や杖を買ってしまうタイプです。冬のリモート勤務で家が寒いとき、たま~にマントを羽織ってます」

難しいことは考えず、気負わず楽しんで欲しいハリポタ道

――最後に、初心者にも向けて、改めてハリーポッターの魅力を教えてください。

みかん「ストーリーを今からちゃんと追おうと意気込むのはなかなかハードルが高いと思うので、ストーリー追うよりも『夢に描いていたものが映像になりました!』というワクワク感を体験できる作品と思って気楽に触れてみると楽しめると思います!ヘドウィグほしい、箒乗りたい、クィディッチやりたい、みたいに、ある種異世界学園モノみたいなものとして楽しめるんじゃないかな。。今はここまでの大作でファンタジーの一次創作がなかなか出ないと思うので、そんな中で本当に真新しいものとして、後世に語り継がれるものとして見てもらえると一番楽しいんじゃないかなと思います」

ヤマ「まだ観ていない方も小さい頃に観ただけという方も、改めて『賢者の石』だけでも新しい気持ちで観てほしいですね。昔はそれこそワクワク感にハマって観ていたんですけど、久々に観ると視点が変わっていて、大人でも十分楽しめる作品だなと思いました。ホグワーツでは寮ごとに良い行動をしたら得点がつくんですけど、敵に立ち向かったハリーたちだけではなく、ハリーたちの危険な行為を止めようと、仲間に立ち向かったネビルの勇気が評価されて得点が付与されるシーンがあるんですよね。一見すると目立たない勇気やその姿勢を観ている教師陣など、大人になっても刺さるシーンや発見があると思うので、子供向けと思わずに、まっさらな気持ちで楽しんでもらえたら良いのかなと思います」

――ありがとうございました!


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