歯茎の話
もう一つ中学生1年の時の一大事です。
僕の上の右犬歯辺りの歯茎が少し腫れていました。
お母さんが、歯茎には塩がいいよ、と言っていました。
僕は歯茎に直接塩を塗ることをはじめました。なんだか、しみて効いてる感じがしました。
毎回そのしみる痛みに我慢してました。
しかし、日に日にその腫れが広がってきたんです。
歯茎に赤い筋が出てきてしまいました。
それでも僕は塩を塗って、しみても我慢しました。もう体が震えるほどの痛みでした。
まだまだ腫れと赤い筋が増えていきます。
もう僕はこの痛みと格闘するのが嫌になってしまいました。
ある日、お母さんがもうやめなさいと言ったのでやめました。
すると、数日でその腫れと赤い筋は引いていきました。
そうです。
僕は傷に塩を塗り込むことを毎日毎日していたんです。
今考えると、なんて馬鹿なことをしてたのかとあきれます。
今でも上前歯にはトラウマがあり、触ると嫌な感覚があります。
とほほ。