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「スタートアップにとって専門家の存在とは」【SPROUND SUPPORTER紹介】


SPROUND SUPPORTERについて

SPROUNDでは、経営者が経営に専念できる環境、バックオフィスの方がいつでも相談をできる環境、そういったスタートアップの課題を解決できる様にスタートアップの支援に特化した専門家の方々にSPROUND SUPPORTERとして参画していただいております。SPROUND利用者の方々が問題に直面した時にすぐにSlackで相談できる環境を作りました。
今回はSPROUND SUPPORTERとして参画していただいいている会社をDNX Ventures田中のコメント付きでご紹介させていただきます。



1.内田・鮫島法律事務所 / 法務・特許


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多くの技術系企業を支援する法律事務所。優れた技術・アイデアを保有するスタートアップ企業、ニッチなモノづくりで存在感を発揮している中小・中堅企業、さらには日本を代表するメーカー企業を支援。企業法務からアドバイザリー業務まで幅広いサービスを提供しています。
ライフサイエンス・化学・材料・機械・電機・半導体・ソフトウエア・ITまで、全ての技術領域を弁護士資格保有者のみでカバーする日本で唯一の法律事務所です。

田中ポイント💡
スタートアップにとって特許申請は早めに取り組んだ方が良い場合が多い事象です。プロダクトローチ後になるとビジネスモデルの特許など、一部出願できない場合があります。初期の段階で、特許について考えておくことが重要です!

https://www.uslf.jp/



2.croroc社会保険労務士法人 / 労務


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crorocは創業間もないスタートアップ、ベンチャー企業から上場企業など、雇用契約や仕組みのあり方が異なる様々な企業を数多くのサポートを行ってきたノウハウを活かし、最適なサポートを提供してくださる社労士法人。各社の課題解決を最重要視し、ときには社労士の業務範囲を超えた課題を解決。スタートアップ各社の課題にそれぞれ対応できる契約形態や料金プランも用意されています。

田中ポイント💡
スタートアップは就業規則等の人事規定が、メンバーの働き方に応じて変動する可能性が高いです。例えば、社員が業務委託として働いていたり、フレックスタイムなどで働く時間がバラバラになったり、スタートアップ特有の企業形態、雇用形態や保険などを管理してくれる社労士に相談するのがいいですね!




3.KEPPLE / 税務・会計


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ファンドの決算業務を中心に、GPサポートや会計管理ができる「ファンド決算サポート」やスタートアップ・中小企業のための株主総会電子化ツール「株主総会クラウド」など様々な事業で投資家、スタートアップ・中小企業を支援するKEPPLE。その対象領域は幅広く、スタートアップの資金調達や事業提携もサポートしています。また投資家やスタートアップのための学びの場「KEPPLE ACADEMY」も運営しています。

田中ポイント💡
一言に会計と言っても、IT会社ならではの会計処理があります。その多くは上場審査の際、必ず審査が入るので初期の段階から気をつけることが大切です。創業初期からスタートアップを中心に見ている会社に頼むことをお勧めします!




4.aviators司法書士事務所 / 司法書士


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ベンチャー企業のスピードと柔軟さを武器に、先進的な案件に積極的に取り組む司法書士事務所。株式発行を伴う資金調達、定礎変更や商業登記まで事業継承まで幅広く支援しています。

田中ポイント💡
ストックオプションの登記や、転換社債の登記などのスタートアップやベンチャー特有の手続きがあります。またIT企業の会社は届け出を出すため、スタートアップやベンチャーに慣れている会社に頼むことをお勧めします!




5.株式会社ReBoost  / 人事・採用


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世の中に新しい価値を生み続ける変革者がさらに加速できるよう、「組織と人」の観点からサポートするReBoost。採用、研修や組織開発などの人事・採用のサポート事業から投資事業までの幅広く変革者をサポート。

田中ポイント💡
CEOである河合さんは、ご自身でもビズリーチの立ち上げや、ラクスルの創業メンバーとして戦略的採用の設計、実行を行っていました。IPOから逆算をしたフェーズに合わせた戦略的採用のナレッジを持っています。プロダクトの開発と同じくらい組織の構築も大事です。またシードやアーリーステージにこの組織構築を行っておかないと規模を拡大してから変革するのはとても困難になります!




6.AWS Activate / クラウド


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SaaSツール開発に必須のクラウドインフラ。AWSから、スタートアップ企業に無料のツールやリソースなどを提供し、AWSをすぐに使い始めることができるよう、出資状況に関わらず、スタートアップ企業に向けに設計された2つのプログラムを提供頂いています。

田中ポイント💡
SaaS企業に関しては初期クライアントが大企業がほとんどなので度重なるプロダクト変更をすることができません。またセキュリティの徹底、サーバーダウン等は絶対に起こしてはいけないので注意が必要です。あらかじめプロに相談しながら開発をしていくことをお勧めします!




7.PRAS Inc. / 企業広報

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Public Relations × Technologyを掲げ、PR・経営支援戦略支援からPRTechのプロダクト開発まで幅広いサービスを展開をしているPARS。PRに特化した経験豊富なメンバーで多くのクライアントを抱え、大手企業などの実績があります。

田中ポイント💡
スタートアップではPRはどうしても優先度が低くなりがちです。絶対にやらなくてはいけないことのひとつです。特に創業初期は、ほとんどのスタートアップにPRを専門としている人がおらず、ファウンダーが担う場合が多く、何を行っていいかわからない場合も多いのが実情ではないでしょうか。またPRはメディアリレーションが重要なためそこをスムーズに運営するための専門家の存在は大事になります。




8.KESIKI.INC / カルチャーザイン


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KESHIKIは、デザイナーや編集者、事業構築や投資のプロフェッショナルなど、多様な専門性を持つメンバーで構成されています。新規事業支援やブランディング、メディア開発まで、様々なプロジェクトを手掛けています。クライアント企業とワンチームとなり、問いを立て課題を解決します。SPROUNDでは、Mission / Vision / Valueについて考えるワークショップを企画・実施いただいています。

田中ポイント💡
特にBtoBの場合は、企業の抱える課題を解決をするため、お客様目線で意思決定をすることができ、自社のカルチャーが定まっていなくても事業を拡大することができてしまいます。しかし、事業拡大のタイミングで起業家以外の人が採用を行うときに言語化できるカルチャーがあるのはとても大事です。また会社規模が大きくなってからカルチャーを変更はとても難しいのでシードの段階で考えておくべき事項だと思います!




9.FAKE / UI・UX

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大企業におけるDXをデザイン面から支援するFAKE。プロダクトのUI / UXから、事業成長に貢献しています。ガイドライン整理によるデザインの効率化や、複数人でのデザイン組織マネジメント、中長期戦略のプロダクト化など、事業成長やデザインROI向上によるコスト削減を中心に行っています。

田中ポイント💡
BtoBのサービス開発においては、どうしても機能があれば十分だと思ってしまいがちですが、ユーザーは各社の従業員なので担当部署の人だけが使えるものではなく、使う従業員にユーザビリティを理解してもらうためのオンボーディングをする必要があります。しかし、それを作成者の視点から気づくのはとても難しく、クライアントからのヒアリングをプロダクトに落とし込むのがとても至難の技なので専門家に相談するのが大事かなと思います!




10.CEKAI / クリエイティブ

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会社や所属の枠を越えたクリエイターマネージャが共鳴する場を創り、自社発信のデザインワークを行うクリエイティブアソシエーションCEKAI。グラフィックデザイナーや映像ディレクター、プロダクトデザイナー、プログラマー、ミュージシャンほか多種多様なクリエイターが在籍ので、各社の課題やカラーに合わせてスペシャルチームを編成し伴走してくれます。

田中ポイント💡
クリエイティブの見方は会社としてのカルチャーも含めて、ビジネス全体を捉えてデザインする必要があります。会社としての軸をどのようにクリエイティブ視点で伝えることができるのかが重要になってきます。またプロダクトのUXデザインは機能と体験の生合成がとても難しい部分なので専門家に相談するのはとても大事なのかなと思います。

https://cekai.jp/




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スタートアップのためになるネットワークとは

スタートアップが専門家に何かを頼む時、どの専門家でも良いということではありません。専門家の方にも得意分野があります。そのため、中々、適切な専門家に会うことができない場合も多分にあります。そこでSPROUNDでは、専門家の方々に、一定の時間、知見を借りることができるシェアリングエコノミーのサービスを利用者限定で無料で提供しております。(基本的には無料ですが、内容によっては顧問契約を結ぶ場合もあります)
会社のことやプロダクトのことを専門家に気軽に壁打ちできる環境を提供しております。SPROUNDは、多くのスタートアップが直面する課題を解決するために、オフィスとコミュニティの両方で支援をしていきます。

(文・構成:塩野清雅)


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