産休に入り思うこと ~乳幼児の自然体験について~
次男出産のため昨年の秋から産休に入り、子育てに追われつつも最近は色々と考える時間と心の余裕が出てきました。そこで考えるようになったのは乳幼児を対象にした自然体験です。
長男の出産後から子供と自然との関わりはこれまで以上に強く意識するようになり、また、子供にさせたい自然体験の内容が母親になる前とは少し変わってきました。以前は「環境教育に効果のある自然体験をさせたい」と思うことが多かったのですが、母になった今は「普段の生活にいかに充実した自然体験を取り入れられるか」と考えることが多いです。
自分の生活圏では小学生向けの自然体験イベントは多く、活動をお手伝いさせてもらったり、自身で企画したこともありましたが、未就学児(特に0歳~3歳)向けのイベントはあまり無いように感じていて「自分で何か出来ないかな?」と考えたりしてます。そのためにネイチャーゲームリーダーの養成講座とかに興味はあるのですが、小さい子どもがいるとなかなか講座や資格には手は出せないし…。やりたいことと、今の環境で出来ることのギャップがあるのが悩みです。
コロナ禍ということもあり、1人の講師に対して大人数の参加者で自然の中をぞろぞろ付いていくような自然観察会は出来ないし(そもそもその方法は乳幼児連れの親子に向かないと思う)、講師と親子2~3組で子供のペースと興味に合わせた観察会が出来ればいいのでしょうね。
そして、重要だと思うのが子供はもちろんのこと、親にも自然に対する興味を持ってもらうことだと思っています。今の乳幼児の親世代(平成産まれ)ですら子供の頃の自然体験不足や外遊び不足と言われているので、子供を自然の中で遊ばせようとしてもそもそも親が遊び方を知らなかったり、草花や虫の種類を子供に聞かれても分からなかったりするんですよね。(分からないときには一緒に図鑑で調べる楽しみもあるんですけどね)
2歳の長男は食べられる木の実(クワの実)を教えると自分で熟した実を探してパクパク食べていました。
お父さん、お母さんが楽しそうに外で遊んだり散歩をしたりすることで赤ちゃんや幼い子供も外で遊ぶことが好きになり、生き物や自然に興味を持ってもらえるのかなと思ってます。
いつかそのような自然観察会が開催出来るように、コツコツ準備を始めようかな。