230129 - またひとつ、人生の節目を越えた


 年末コロナになったと思ったら、年始にインフルになった。その間たったの1週間(!)
 個人差はあるんだろうけど私自身はインフルの方がよっぽどしんどい。39度近い熱が2日間続くし咳は止まらないし関節痛も筋肉痛も酷いし眠れないし。布団から出られず体力も無くなって、今はもう熱は下がったけど起きているだけでしんどくなってしまう始末。日常生活に戻るリハビリが必要だ...
 にしてもインフルなんて本当に久しぶりで、丸6年はなってなかったように思う。コロナで免疫力下がってたんだなぁ。年末年始自宅療養続きで気も滅入るけど、最強免疫を手に入れたということで、前向きに捉えていきましょ。


22歳になった。ハッピーバースデー私。

 なんとなく22歳って節目の年に感じる。多くの人が大学を卒業して就職する年齢だからなんだろうけど。私自身はまだしばらく学生をするから22歳になったからって特別何かが変わるわけじゃない。ただ一つ歳を取っただけ。けどあまりに何も変化していない自分自身に絶望した。
 同じような気持ちを抱いたのは17歳の時。何故だか私はずっと17歳になる前に死ぬんだと思っていた。その先の人生が描けなかった。けど別に死ななかった。気がついたら17歳になっていた。あんなに怯えていた「17歳」にあっさりなってしまったことに私は絶望した。

 私自身は何も変わっていなくて何も成長していないのに、歳だけ重ねて大人になっていかなければならない。どんどん足元の地盤がぐらついていくように感じて怖いのだ。
 あまりに未熟で空っぽな「私」という存在になんとか意味を見出して独り立ちさせなければいけない。一体いつになったら出来るのだろう。いつか出来ると思っていたけど22歳になった今でも出来てなんかいない。私の中の節目をどんどん越えてしまって、中身だけ置いてけぼりにされている。とても怖い。

いつかまた、自分の誕生日を素直に喜べる日が来たらいいな。


 最近はクラシックが熱い。というわけでかてぃんさんの弾く木枯らしを載せてみる。
かてぃんさんの音は「硬質な響き」だと勝手に思っている。そんな音が木枯らしにはぴったりで、加えて粒の揃った音と豊かな表現とが合わさって大好きな演奏になっている。私も死ぬまでに木枯らし弾けるようになりたいなぁ。

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