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海外生活日記:光のある世界

先日、長年勤務していた大学のカフェの傍のテーブルで仕事をしていると、何気なく差し込んでくる光の美しさに見とれてしまいました。

それまで知らなかったのですが、色ガラスが窓に張られていたのです。

光がちょうどよい角度から差し込んでくると、クリーム色の壁が幻想的な色のキャンバスへと姿を変えたのでした。

教会でもないのに、近代的建築の建物の中に、さりげなく組み込まれていたステンドグラス。

何度も通っているのに、ステンドグラスの存在に今まで気が付かなかったので驚きました。

アイフォンから撮った写真程度では、自分が受けた感動を伝えることができないのが残念です。

思いもかけずに見つける、小さな感動のある生活を日々送っていられることを心から感謝していたい。

大聖堂のステンドグラス

わたしはステンドグラスが大好きで、毎年クリスマスになると、小高い丘の上に立っている大聖堂を訪れるのも、実はステンドグラスが目当て。

遠いので少しピンボケ気味
Bokeh /ˈboʊkə/ (ボウカ)は日本語由来の写真用語
辞書にも載っている立派な英語
AI画像を作るのにも
焦点の外れた
ぼやけた背景を演出したいときに
プロンプトとして役立ちます
クリスマスの頃の写真なので
聖家族の展示があります
素晴らしい響きを作り出す
パイプオルガンも備わっているので
オルガンの調べを楽しむためだけに
訪れたりもします
オルガンの音は録音からでは
真の魅力は味わえません
ヘルムート・ヴァルヒャや
マリー=クレール・アランといった
名手の録音でも
我が家の再生機では
うるさすぎることが多いです

教会は19世紀の終わりごろに建てられた、街では一番大きくて古い英国聖公会の大聖堂。

あいにくの曇り空で、フォトジェニックでないのが少し残念。

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