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それでも 生きることは素晴らしい

感動すると 涙が出ることがある
とめどなく 感情が湧き出て

ただ それには もう一つ
上の段階が あって

普通の声が 
出せなくなる時がある

今日のnoteは
自分の願いを 深く
身体に落とした時の 体験談

システムコーチング®(*1)の
応用コース 3個目 
リレーションシップ・パスでの出来事

今回のコースの テーマは
【ビジョンと可能性】

3つの現実レベル(*2)という
現実的な世界 だけでなく

感情や 言葉にすらならない領域に関して
体験し理解を深める コースだった

その3日目

自分の本当に願うことを
探求した時のことだ

場の全体が 深いところに
アクセスし

本当に願うことは 何なのか
全員が 真剣に探っていた

その場の空気が 僕に作用し
内へ内へを 潜っていくことができた

僕の 願いの言葉は
それでも 生きることは素晴らしい
という 言葉だった

背景や 理由を補足するために
大きく 深く 息をつき
頭が 猛スピードで回転する

必死に 湧きあがった何かを
言葉にしようと 試みるけれど
声が 出ない

身体の中の エネルギーが
声を出すことよりも 涙を流すことに
集中している

裏声のような 叫び声のような
出したことのない声を 出した

 僕という 存在の起源は
 生まれて七日後に 亡くなってしまった兄
 兄がいたからこそ 自分がある(*3)

 兄は 真也 で 僕は 哲也
 名付けた漢字にも 繋がりが見える

 僕は 生きるはずだった兄の分まで
 両親からの願いを 引き受け
 苦しみながらも受け止め 応えつづけてきた

 今であっても 生きづらさ を抱えている
 うまくいかないことも 多く 悩んでいる

 けれど このままもしも
 ずっと 生きづらいまま であったら

 生きたかった兄の世界は

 兄がくれたこの世界は 

 生きづらい ということに
 なってしまう

 それはある種 
 兄を 否定することのように思える

 それは違う
 そんなことがあっていいはずがない

 この世界は 素晴らしい はずだ
 生きることは 素晴らしいことなはずなのだ

 確かに あたりを見回せば 
 景気 戦争 感染症 温暖化など

 さまざまなことが いろいろなところで
 起きている 

 だけれども

 でも 

 それでも 

 それでも 生きることは素晴らしいのだ
 僕は そう証明したい

これが 僕の願いだと
そう みんなに伝えた

言い終えても
身体が 震えていた

言うことにのみ 集中していて
呼吸も 浅く 
目の焦点は あっていない

すぐ後の 休憩時間に
友人が 声を掛けてくれたが
頭がぼーっとしてて 応えられない

けれど 何か大切なことを掴んだという
強烈な 感覚が残った

改めて 言葉にしてみると
願いを聴いて 絵と詩に
表現するのも 同じだ 

同じ願いと 繋がっている

あなたの持つ 願いが
いかにパワフルで エネルギーがあるか

あなたの持つ 願いが
いかに輝やいていて 美しいのか

そして

その願いを持つ あなたが
いかに 尊いか

それを 体感してほしいから
僕は 表現を続けている
繋がっている

【あなたはなぜシステムコーチを目指すのですか?】

記事にして まとめる過程で
応用コース インテリジェンスコースで 
リーダーに投げかけられた 問いが 
また やってきた

前回は どちらかというと
今後について 好奇心を向けた 表情だった

でも 今回は違う

自分の中から 産まれてきた理由を
祝福するような 慈愛に満ちた表情で
こちらを 見ている

 そうか あなたは だから目指すのね

自分の輪郭が 前よりはっきりした
なぜ挑むのか なぜ立ち続けるのか

無意識の歩みが 今回を機に
意識ある歩みに 変わるような気がする

そんな気分

*1 システムコーチング®は、CRR Global Japan 合同会社の登録商標です

*2 3つの現実レベルの話

*3 兄のエピソード

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ひらいで#あの人が願っていたこと
いただけたら、とてもうれしいです!サポートは、台紙となるマーメイド紙、絵に使う画材、額装、などの道具代に還元させていただきたいとおもいます。