プロ野球日本シリーズ 第2戦 結果
10月29日(日)にプロ野球日本シリーズの第2戦が行われました。
結果はオリックスの8-0での勝利!
第1戦と真逆の展開・スコアとなりましたね。
試合開始前の4-0でオリックスの勝利を予想してました。
阪神が優勝することを予想している私にとって、
第1戦を取ったことで2戦目は負けてもOKとも記載してます。
オリックス先発の宮城投手から点を取るのは難しいだろうとのことで、
0点で負けることは予想の範囲内です。
しかし、予想以上に点を取られてしまいました。
四球とエラーが絡んでの失点と
点の奪われた方がよくなかったですね…
以下よりこの試合をさくっと振り返ってみたいと思います。
1.試合の振り返り
1-1 オリックス先制
阪神の先発西投手は3回に先制点を許してしまいます。
1アウトからこの日スタメンに抜擢された
廣岡選手に初ヒットを打たれます。
2アウトから西投手の牽制悪送球で進塁を許してしまいます。
盗塁を警戒するような選手ではないのですが、
西投手は牽制が上手いため、
直感的に刺せる感覚があったのかもしれません。
それが仇となりました。
そして、この日スタメンに抜擢された
2番西野選手に先制のスリーベースヒットを打たれてしまいます。
代わって入った選手というのはよくキーマンとなりがちです。
今シリーズ初出場となった2人が見事に活躍しました。
シーズン同様、ナカジマジック炸裂です。
1-2 4回表の阪神攻撃
3回裏に先制を許した直後の4回
この回の攻防で2戦目は勝負有りだったかなと思います。
阪神は2番中野選手からの攻撃でした。
1打席目でもヒットを放ち、打率は7割超えと絶好調です。
そして、期待通りヒットで出塁します。
続く3番森下選手
ここでカウント3ボール2ストライクから
ランエンドヒットを仕掛けます。
しかし、強い打球がショートほぼ正面に飛んでしまい、
ダブルプレーとなりました。
中野選手が絶好調なこともあり、
森下選手が後続へどのような形でつなぐか
というところがこのシリーズのポイントになってきそうです…
2アウトランナーなしとなり、
4番大山選手はこのシリーズ初ヒットを放ちます。
続く5番佐藤輝明選手もヒットで繋ぎます。
チャンスの場面でノイジー選手
結果は三振でした…
点をとってもらった直後のイニングで
この日、唯一のピンチを招いたオリックス宮城投手ですが、ここは踏ん張りました。
ノイジー選手を三振に抑えたあとの
渾身のガッツポーズからもこの場面の重要度が伺えます。
宮城投手がガッツポーズをとることに驚きました。
飄々としているイメージだったので意外…
これはオリックスエース山本由伸投手の影響だそうです。
1-3 オリックス 4回裏の攻撃
3回は2アウトから牽制悪送球で先制を許した西投手ですが、
4回は簡単に2アウトまでとります。
しかし、6番宗選手に四球を与えてしまいます。
2アウトからの四球と嫌な予感がしました…
そこから紅林選手にヒットでつながれると
野口選手、廣岡選手、中川選手の
3連続タイムリーヒットで一挙3点を奪われ、
西投手は降板となりました。
下位打線からの得点と初戦の阪神がやったことをそっくりそのままお返しされる形となりました。
宮城投手、さらには強力な中継陣を要するオリックスから4点とるのは難しく、
ここで勝負ありでした。
2.試合予想の答え合わせ
上述した通り、私は2戦目
4-0でオリックス勝利を予想しておりました。
さらに宮城投手が完封すると考えてました。
しかし、
宮城投手は6回で球数が100球を超えたこともあり、降板してしまいます。
・中4日で投げること
・4点差あること
・後ろにもいい投手がいることから
当然の継投かと思いました。
予想が外れて少しがっかりです…
しかし、6割ぐらいは予想が当たったとも思っています。
3塁を踏ませず被安打4、無失点だったという結果から阪神打線が打ち崩せなかったことがわかります。
と強がってみましたが、これはまぁいいでしょう。
スコアについては8-0となりました。
4点の予想だったのですが…
倍も点を取られてしまいましたね。
私の予想では
西投手は5回2失点で降板
失点はソロホームラン2本
そこから8回ぐらいにダメ押しの2点を取られる
そんな流れを予想しての4-0だったわけですが、
4回までに4点取られたこと、
ホームランでの失点ではなかったことで
この予想は外れてしまいました…
3回までの投球であれば、
あながち私の予想も遠からずという感じだったのですが…
残念!!
最後に阪神は負けてもいいが、2点気をつけることがあると前回記載しました。
そこの答え合わせもしたいと思います。
①オリックス森友哉選手を抑えること
②阪神大山選手がヒットを2本打つこと
森友哉選手は4打数1安打、1安打はライト線へのツーベースでした。
西投手との通算成績が4割を超えていることから
ホームランを打たれてしまうのではないか
と考えていました。
しかし、西投手は森選手をきっちり抑えました。
森友哉選手はフルスイングが代名詞ですが、
そこは崩しきれませんでした。
最終打線でヒットを放つあたり、
さすがの一言ですが、
これもバットの先でしたので、完璧にとらえた当たりではありませんでした。
調子を崩させるほどではなかったかなと思いますが、
チェンジアップに対して完全に抜かれているという印象はつけれたかなと。
次戦以降、チェンジアップを意識させつつ
インハイへストレートをズバッと投げて、
バットをへし折るとかできれば
森友哉選手の調子も狂ってしまうのではないかと考えています。
ヒット1本はOKと記載してましたし、
ピンチの場面でも抑えて、打点をあげさせなかったこと、
また、気持ちよくは打ってはいないかなとの判断でここは問題なかったと思います!
②について、大山選手はこのシリーズ初ヒットを記録しました。
しかし、ヒットは1本のみでした。
第3打席でレフト線へ惜しい当たりがありましたが、結局ライトフライで凡退してしまいます。
9回の最終打席は投手ゴロでした。
強い当たりではありました。
ヒットにこそなりませんでしたが、
内容は悪くない!!と思っています。
そのため、
3戦目の第1打席でホームランを打ちそうな予感があります。
いや、希望です…
このシリーズまだどちらのチームもホームランがありません。
本拠地甲子園での第1戦目、主砲のバットで、
先制ともなればシリーズの流れを一気に引き戻すことができます!
期待したいですね。
3.日本シリーズ第3戦の展開予想
特に根拠もないですが、期待を込めて
3-2で阪神の勝利を予想します!
ここまで8-0、0-8
と多くの野球解説者の予想を裏切っています。
投手力が売りの両チームの対戦ということで
戦前から投手戦、接戦の展開が予想されていました。
シーズン成績からも確率的にそろそろ接戦になるかなと思います。
第3戦の先発投手は下記2人。
阪神:伊藤将司
オリックス: 東晃平
伊藤将司投手は今季は10勝5敗、防御率2.39の成績を残しています。
直近19日のCS2戦目・広島戦では、7回99球を投げ3奪三振1失点。
一方、オリックスの東晃平投手は今季は6勝といまだ無敗を誇っており、防御率は2.06の成績です。
シーズン通りの投球ができれば両チームなかなか得点できない展開になるはずです。
(今日も見事に裏切ってくるかもしれませんが)
投手戦となれば、試合を決めるのは
四球やエラー、そしてホームランです。
この試合は大山選手あるいは
阪神のキーマンと考えている佐藤輝明選手
どちらかのホームランにより勝つ!!
そんなことを期待しています。
4.最後に
このシリーズは上述した通り、
投手戦・接戦となる展開が予想されておりました。
ここまで2戦終わって、そのような展開にはなっていません。
4回にゲームが動く展開が続いています。
お互いに先制点をとられてはいけない
というプレッシャーが大きいのではないか?
なんて思っています。
相手投手陣がいいということは簡単には点はとれない。
つまり、点を先に与えることが負けに直結する可能性が高い。
そのため、先発投手はいつも以上に丁寧に投げ、
球数を費やし、初回から飛ばしていっているという印象です。
いつものペース配分と違うこと、
初回から力を入れて投げていること、
このことが2周り目になる4回あたりで
相手打者に捉えられる要因になっているのではという仮説です。
また、1点で食い止められないところについても
1点の重みがシーズンとは全然違うことや
上述の相手投手陣からのプレッシャーを要因として
メンタル的なダメージが大きく、
切り替えが難しいのではないかと思ったりしています。
・早めの継投
・第2先発を投入するゲームプラン
など思いきった作戦がシリーズの行方を左右するのではないかとも思ったりしています。
この辺りはオリックスの中嶋監督の方がうまそうですが、
不動の阪神・岡田監督が奇策にでるのか
その辺りにも要注目です。
1勝1敗さらに得失点差も0となった今シリーズ
第3戦勝利をするのは果たしてどちらになるか
目が離せません。