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今週のリフレクション【朝1時間ですべてが変わるモーニングルーティン(池田千恵氏)】

今週は池田千恵さんの「朝1時間ですべてが変わるモーニングルーティン」を振り返ります。ざっくり3点で要約すると・・

1.何時に起きるかは大した問題ではなく、始業前に1時間の集中できる時間を作ることが大切。前半の30時で1日のタスクを段取り、後半30分で夢への種まきを進める。朝の1時間は、①生活習慣を少し変えるだけなので取り掛かりやすく、②行動までのタイムラグがなく、③脳が疲れていないので作業が早く、④終了時間が決まっているのでダラダラせず、⑤小さな達成感でメリハリある生活になり、⑥邪魔が入らず集中できる。

2.前半の30時は1日のタスクを段取る。まずは、時間(オンオフ切り替え)×リスク許容度+人間関係で志向を知る。志向はライフステージで変わる。志向に従って、緊急でない×重要=種まき(赤)、緊急×重要=刈り取り(緑)、緊急×重要でない=間引き(青)、緊急でない×重要でない=塩漬け(黒)にタスクを分類する。種まきは丁寧に分解してすぐに取り掛かれる状態にし、間引き・塩漬けに必要以上に時間をかけない。ネット断ちをしてアナログで行うと良い。

3.後半30分で夢への種まき。①モヤキャリを整理。解決できる短期的なものから解決策を考える。②朝読書。朝はすぐ応用できそうな本が向く。③仕事へのひとりダメダシ。④今の仕事と将来に仕事のかけはしを考えたり、会社に納得してもらえる意義を考える。⑤自分テストマーケティング。過去を棚卸しして好きの方向性をキーワード化し、今の環境で試してみる。⑥経験をコンテンツ化。自分の経験で他の人の困ったが解決できないかコンセプトを考える。

書籍にある通り「集中できる1時間」を生活の中に仕組みとして取り入れることが大切だと思いました。人によっては朝でなく夜でもいいし、デスクの前ではなく走りながらでもいい。まずは、自分に向き合うために邪魔の入らない環境を、自分に心地良いカタチでセッティングすることから始まります。

そして、その時間の中で「緊急でない×重要なこと」ことの具体的な最初のアクションを決めます。種まきカテゴリーは曖昧なイメージであることが多く、どのように進めるかをしっかり考えて、アクションできるサイズに噛み砕くことが大切だと感じました。

そしてそして、新たな「緊急でない×重要なこと」と出会うための時間にすることも大切だと思います。日常に忙しく埋没してしまうと、新しい発見のタネをスルーしてしまいます。敢えてフリーになる時間を持つことで、新しい発見と出会うことがもしかしたら一番大切なのかもしれません。

本を読むでも、映画を見るでも、人と話すでも、じっくり思考を巡らすでも、何でもいい。ただし、スマホをいじらず、集中して向き合う時間が大切なのだと思います。30分でもいいので、何かに没入する時間を持ちたいと思った読書体験でした。

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