腕立て伏せと筋肉と自己愛
何となく身体を鍛えないとなぁって思ってばかりで行動に移さない日々にピリオドを打つために、まずは腕立て伏せをしてみよう!と一念発起したわけです。
しかし、日頃の運動不足は実に正直で、僅か10回が限界でした。
情けないと思いつつも現実を受け止めて、ここからがスタートだと前向きに考えることにしました。
で、前向きになった瞬間、ある事に気付いたんです。
それは、今日は10回しか出来なかったけど、腕の筋肉は確実に鍛えられたので、明日は今日より進歩して少なくとも11回は出来るはず。そして、その次の日は12回出来る。
この理論でいくと、1年後には365回出来る事になるはずです。
すげーじゃんと思ったわけです。
そう考えると、今日がいかに偉大な一歩なのかと感動すらしたわけです。
で、次の日、早速11回を目標に腕立て伏せしたら、なんと9回が限界だったわけです。
何故だ??思考回路が混乱しましたが、直ぐに気付きました。
そうです。筋肉疲労という概念を忘れていたのです。
このままいくと、1年後に365回出来るどころか、逆に10日後には1回も出来なくなる計算になるのです。
もう一度言います。たった10日で人間は腕立て伏せが1回も出来ない人間になってしまうのです。
何が言いたいかというと、やっぱ人間には休息が必要なんだってことですね。