【朗読する会 第3回開催決定!2024.1.14(日)7時『ゴドーを待ちながら』】
【第2回目開催レポ】
2023.12.17.ご参加いただいた3名の皆さま、ありがとうございました。朗読して作品の登場人物の描写に注目しながら,語り合いました。
・ゴドーはそもそも人間なのか。ゴドーを待つ二人の言動から,ゴドーを頼りにして相談ごとをしつつ,その存在を恐れているようにも見える。
・ラッキーという人物が登場したが,はじめ動物かと思ったら人間だった。
・初回から出ているエストラゴンとウラジーミルは,自分の飼い主を待っているのか。
・初回の輪読より,今日の方が面白い。設定が分からない,何が起きるのか分からない。
・もうちょっと先を読みたいなと思う。あえて読了せず,先がどうなるか置いておきたい。そのわからなさを面白がっていきたい。怖さを面白がる気持ちで。
・最後まで,種明かしがなく,ゴドーが出てこないでもいいかもと思った。
人づきあいもそう。この人はこうかと考える余地がある方がつき合いやすい。
・この話はずっと寄り道している。
・ラッキーは縛られていて荷物持ちなところが,奴隷の扱いか?
荷物を置いていいという自由が与えられていない。人権が与えられていない。
・ラッキーをそう扱っているポッツオは,いじめているのか。
・なぜ荷物を持たせたままにしているのかという問いにポッツオ即答せず,はぐらかしている。
・海豹の鳴き声がでてきたが,実際どんな声なのか気になる。作中では苦しそう。
【今年を振り返ってどんな一年でしたか。】
・忙しくてあっという間に時間が過ぎた。自分の中に暗闇と光両方があって,でもある時茹で卵の黄身がクルンと剥けるように転換期があった。
その瞬間はスッキリするけど,卵の白身と黄身を混ぜるように溶いた状態が本当はいいと思う。
・日記をつけていたが,モヤモヤすることがないと書かないので,いい状態が続いてた一年だった。このままこの状態が続いてほしいとちょっとだけ不安になることも。
・読書会参加を拡げていった一年。でも数を増やすより,来年は1つ1つの参加を味わって,大事に記録をつけていけたらと願う。
第3回目は,2024年1月14日朝7時から開催予定です。
ご参加お待ちしております。
よろしくお願いいたします。
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