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多職種連携はプロレスだ!

医療・福祉における多職種連携は、今の時代必ずついて回る仕事である。そこで、自分の職種としてはこのような意見があって、こういう方向性を持っていきたいと誰もが持ちながら集まっている場である。
 
 私も若いころは対象者にはこんな希望があり、このくらいの能力があるのだから、このような対応がよいと、威勢よく会議で話し、多職種とやりあった思い出があります。
そうなると結局話はまとまらず、以前よりも多職種の協力が得られにくくなり、自分が損する(負け)を経験した。

そうしたそのなかで対象者を中心に希望に沿ったなかで円滑にすすめていくためには、プロレスをしなくてはいけないと思う。
相手の技(多職種の意見)をしっかりと受けた後で、自分の技を仕掛ける(自分の意見)。その掛け合いの中で、最後に自分が得する(勝ち)ためにはこの場で負けることが必要であると悟れるかどうかだ。
これは妥協ではなく、もっと先を見たときに対象者にとってより良いリハビリテーションを提供できるのはどっちかと考えられること。そして負ける選択を取れること。これが多職種連携においてとても重要であると感じます。

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