最近聴いている音楽の話(ver.2018/10/22)

 noteを書くときはいつも気張ってしまうので、もっとゆる〜りと書いて、ちょっとでも更新頻度を上げたいなぁというのが最近の気分。ということで、ゆる〜く、最近聴いている音楽についての話、です。

1.Romantic/高岩遼

 イカしたジャズ/ヒップホップグループでおなじみSANABAGUN.や、サムライロックンロールバンドTHE THROTTLEのヴォーカリスト・高岩遼のソロデビューアルバム『10』。ジャズシンガーを目指して上京してきたという彼の、けれどジャズだけにとらわれない、10年の集大成(だからアルバム名が『10』)。高岩遼、その男にメロメロになってしまう作品とでも言いましょうか、彼のスター性や男気の中に見え隠れする繊細さが人間くさくて、胸キュンしてしまいます。まるでショウを観にきているかのようなアルバム構成もGood! 「“10” interlude」(interlude=「幕間」の意)とタイトルについているトラックがアルバムの中にいくつかあって、MCのようなおしゃべりが吹き込まれています(めっちゃええ声してます。深くて柔らかくて、やさしい)。茶目っ気たっぷりのMCでくすっと笑顔にもなれる。いろいろな姿の「高岩遼」が詰まった1枚。OKAMOTO'S・オカモトショウとコラボした、フランク・シナトラの“Strangers In The Night”も素敵!(見えないけど、高岩くんとショウくんは同い年。私とは2歳違うけど、リスペクトしている同世代なので歳上だけど勝手に「くん」づけで呼んでます)

個人的必読インタビュー。

2.Time or Money?/ The Songbards

 神戸出身のロックバンド。絶妙なセンスとバランス感覚の持ち主で、どの曲にもハートを鷲掴みされてしまいます……(鷲掴まれるたびにうなってしまう)。“Time or Money?”は10月にリリースした2ndミニアルバム『The Places』の表題曲で、サビのキャッチーさが魅力。すぐ口ずさみたくなっちゃう。メンバーそれぞれが作詞作曲に携わっていて、全員が歌でも楽曲参加するというスタイルは、たしかThe Beatlesリスペクトからきていたはず。だから楽曲のUK色も色濃いのね。andymoriの系譜にも連なっているから、きっとアンディ好きのお気に入りにもなると思います。11月のリリースライブが、いまからたのしみ!

個人的必読のインタビュー。

3.LAZY LOSER / Rei

 かわいいのにかっこいい、かっこいいのにかわいい。歌もギターも元からうまいけれど、それだけじゃなく全体的に目が離せない感じになってきた気がするなぁ。この“LAZY LOSER”は、めちゃくちゃかっこいいアレンジなのに三日坊主の怠惰な自分について歌った曲で、曲調と内容がそぐわないギャップがたまりません(Reiちゃん自身が怠惰なのかは知らないけど、人間界のナマケモノな私にはガンガン刺さります)。関係ないけどMVの色味がめっちゃ好み。あと衣装がかわいい。

以上です!
 気づいていなかったけれどみんな私と同世代だなぁ。高岩くんは90年、Songbardsのメンバーは94年、Reiちゃんは93年(早生まれなので92年の私と同い年)。勝手に誇らしい……。そして3組とも、ジャズやUKロック、ブルースやロックンロールなど、自分たちのもともと好きな音楽を大切にしながらも、焼き直しではなくて、自らの持ち味とバランスよく混ぜ合わせて発信しているところも共通かなぁと思います。

 ゆる〜くとか言ったけど書くのにめっちゃ時間かかってしまった。まだまだ修行が足りませぬな。がんばります!

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!