同格マッチングの対人ゲームの功罪
こんにちは。
同レートでマッチングする対人ゲームの傾向をまとめて投稿したところ、かなり反響があったのでまとめます。
投稿した内容
現在の対人ゲームの傾向
同レートでマッチングさせる
最終的には同格同士になるので勝率50%に収束しやすい
成長し続けば勝率50%を上回る
top of top のイレギュラーになると勝率70%など高い状態になる(ごく一握りの人間だけがそれになれる)
この状態から次の傾向が出てくるようになった。
勝率50%のままなので上手くなっても実感しにくいのか、上位層なのに底辺という人が増えた
わざとランクやレートを下げたりリセットしたりして、スマーフや初心者狩りをする中上級者プレイヤーが出てくるようになった
中上級者のボトルネックとなりやすい帯域で伸び悩んで愚痴や荒れたりする人間が出やすくなった
上位層でレートを上げるのに苦労して荒れる人が出てくるようになった
なぜこのような傾向が出てくるのだろうかと違和感を持ってプレイヤーを見ていたが、どうやら資質が二種類あり同レートマッチングする対人ゲームとの相性が違うようだと。
プレイヤーの資質
対人が楽しくてしょうがない人
勝つのが楽しい人
1と2どちらでもあり時と場合によって揺れ動く人
1の対人が楽しくてしょうがない人は同格の接戦は大好物であり、勝率50%でも気にしない。むしろ楽しい人だった。
2の勝つのが楽しくてしょうがない人は、連勝したい気持ちが強く勝率50%はあまり好まない傾向がある。どれぐらい連勝できたらいいかは個人差があり幅がある。勝率60%ならOKの人もいれば勝率80%はないと気が済まない人もいる。
また、海外でのゲームの行動を研究した調査結果によると”勝率50%だとアンフェアだと感じる人がいて勝率70%前後でフェアな戦いだった”と回答する傾向があったと発表されていた。
統合すると、人間の勝率に対する感じ方は勝率50%だとうまくいってないと感じやすいとギャップがあるようだ。
投稿した結果
対人ゲームをやる人たちに多くの反響が出て、それなりにバズった。
この記事の執筆段階で4200RTされた。
否定的な引用リツートや反論も出るかなと思ったが、引用リツートで確認できる範囲では少数派となった。
現在の対人ゲームは同レートでのマッチングが主流なので、それに対してみんな何かしら感じていてうまく言語化できていなかったようだ。それが反響の大きさに繋がったのだろうと思う。
反響の分類割合
かなり多様な反響となった。
投稿の引用リツートから読めるので、詳細が気になる人はそこで読んでいくといいだろう。
全体的には
自分がどっちなのかに言及
同意できるか同意できないか
自分のいるゲーム界隈だとどうだったかの言及
仕組み自体への言及
が多かった印象である。
反響から観測できた範囲での向き不向きの割合
向いてない、勝率50%だと満足できなくて辛くなる方がやや多数派となった。(あくまで観測範囲でなのでバイアスはあると考えた方が良い)
新しい発見としては
両方持っているタイプがいる
ゲームによって向いてる向いてないが変わったりする
という点があった。
ゲーム側で工夫すればなんとかなる可能性があるのは希望があるということだろう。
この投稿内容に同意できるかできないかの反響の割合
観測して分類集計できた範囲での結果だが、概ね同意が多数という結果になった。
対人ゲームを遊んでいたプレイヤーのほとんどが同じような印象を感じていたようだ。
少なくとも同格マッチングに対して個人差やパターンがあると感じてはいるようだ。
異議があった
この投稿に対して異議を唱えた人がいた。
興味深く読ませてもらった。
”文章に対して異議があるなら、文章でアウトプットしてくればいい”という考えでいたので、真っ当にそうしてくる人が出てきたと内心嬉しくはあった。(あくまで筆者の場合です。どう感じるかは個人差があると思います)
こちらの内容に反発があり、熱量のあった良い文章だなと思った。
ただし、こちらが言っていないことを言ったかのように解釈して怒っているようにも見えたので、正直反論内容には困惑している。
向いてないなら遊ぶなとは言ってないと思うのだが…
怒るなとは言ってないと思うのだが…
それは一理あるかもしれない。
勝率50%を嫌うなと言う話になってたのだろうか。これはかなり困惑する。単純に勝率50%が嫌だと感じるプレイヤーがいると言う話をしただけであるが…
ただ…同格マッチングが機能するなら大半の人間は勝率50%に収束しやすい。勝ちたいと願ってもシステムに邪魔されるようにできてるとも言える。
肝心なのはその現実がある中でどう考え折り合いをつけてどう遊んでいくかだと思う。そこの言及が欲しかった。
雰囲気で遊ぶなということも言ってないと思うのだが…
対人ゲームで頂点を目指さなければならないということを言ってないと思うのだが…
言っている内容は理解はできるのだが、こちらが言ってない内容を言われたように解釈して怒っているようにも見える。
もしかしたらこちらの投稿内容にではなく、過去の嫌な思い出とリンクして私情で語っている内容が多々含まれているのかもしれない。
対人ゲームを遊ぶ人が減って欲しくないとそういう思いを込めたポジショントークなのかもしれないとも感じた。
いずれにせよ、こちらが言ってないことに対してそう言われたと解釈されて異議を唱えられても、こちらとしても困惑する。
もう少し冷静に整理して異議を唱えて欲しかった。残念ではある。
ただ読者の感想によると熱量のある良い文章ではあったようだ。
読者の中で冷静に捉えられている人がいたので紹介する。
私としても、異議申し立てた人と私の話はあまり噛み合ってないと思う。それでも文章に対して文章でアウトプットするという姿勢は好ましいと感じた。
投稿内容で本当に言いたかったこと
同格マッチングは勝率50%に収束しやすい
プレイヤーには対戦そのものが楽しい人と勝つのが楽しい人がいる
勝率50%を好まない人がいる
勝率70%などもっと勝たないと気が済まない人がいる
システムと勝ちたいプレイヤーの願いが衝突しやすい
願いが叶わないプレイヤーの方がずっと多い
願いが叶わない中上級者のプレイヤーは同格マッチングでは苦しみやすい
同格マッチングと相性の悪いプレイヤーもまあまあいる
同格マッチングへの理解、考え方、向き合い方が必要そうである
みんな楽しく遊べればそれが一番だと思う。
大事なことは
同格マッチングは勝ちたい人との相性が悪い、システムが邪魔してくると言っても良い
システムが邪魔してくる中で荒れたり病んだりする人が出る
病んだりするのはそれはちょっとないなと思うので、同格マッチングは君の邪魔をしてくるシステムだというのを理解して、必要以上にストレスを抱えないように理解や折り合いを付けて向き合ってほしい。
最後に
同格マッチングは人類にはどうもまだキツいようだとなる。
分からないようにこっそりと勝率20%は下駄を履かせてくれる接待AIが出てきた方が良さそうである。
対人ゲームは今以上に進化・発展して欲しいところである。それを願っている。
以上、ここまで読んでいただきありがとうございました。
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