ちょっと早いM2の振り返り
「○○さんって、いつ仙台離れるんですか?」
最近、後輩にこんな質問をよく投げかけられる。「3月末までいるよー」と軽く返しているが、当の本人は全然そんな気もなく、(え?私引っ越すの?ほんとに?)と思っている。6年も住んだ仙台を、就職を機に離れるとか。こんなちゃらんぽらんな私が就職?ええ?
1月最終週に締切だった修論は1週間前に提出、あとは来週木曜の本審査会(と引継)を残すのみとなり、研究生活はついに終焉を迎える。私の研究姿勢はホワイト研究室所属の同期や後輩から見たら結構頑張ってた方だけど、実際は他の研究室の人はもっとやっているので全修士学生の平均といったところだろうか。指導教員の思惑と私の断れない性格が混ざった結果、修論は102ページに及んだ。引継先は同研究室ではなく他大に決まり、2月後半に広島へ赴く出張がある。それが終われば、ミッションは完遂。晴れて修士号が貰える…はずだ。
幸い、私の研究室はとくにアカハラとかギクシャクした何かは無く、毎週のごとく麻雀のセット打ちをしたり飲み会は4次会までやったりするくらいには良い関係だし、何よりまっさらホワイトだ。環境には本当に恵まれたと感じる。周囲の同級生の話を聞いている限り、こんなにうまくはいかない。修士号は参加賞だとか言われるが、これが参加賞?と疑うくらいには多忙な研究生活を送っている人や、精神的につらくなってしまった人の話もよく耳にする。比べればそのありがたみをよりひしひしと感じられる。
私の研究を長いこと指導してくれていた助教は1月末から海外に暫く留学をするとのことで、先日実質最後のお別れをしてきた。毎日会っていたから、明日からいないという事実は現実味に欠ける。実績に長けた人なので、来年から正味30ちょい過ぎで准教授に昇進するとのことで、こんなにすごい人と一緒に研究してたのかと今更気づいた。彼女は就職した後も仙台へ遊びに来てくださいねと言うけど、なんかもう、偉い人になりすぎて私なんて会えないんじゃないかとすら思ってしまうほどだ。テーマガチャの面でも、私はやっぱり恵まれている。
とりあえず、今は本審査合格の通知を早く届けたいところだ。
修士2年のはじめに、noteの記事で修了することを1つの年度目標に挙げた。私が午前中の本審査会に寝坊しなければ、それは達成できるだろう。
あれ?もう1つの目標はなんだっけ?
ああ、人との繋がりを大切にする…だっけか?
事実、これは結構頑張ったと思う。
ノリが悪いし、引っ込み思案だし、コミュ力は皆無で、話題提供も出来ないので会話も続かない。そんな不器用なりにこれまで絶対やらなかっただろうことにチャレンジして人との交流の幅を広げたし、今まで良くしてもらった人との関係も持ちつ持たれつ丁度良い距離でいれたのではないかと思う。内定者懇親会幹事団への応募や学部1年生との試合は、過去の私なら即答でNo, Thank you.の選択肢しかなかったのだが、今年度の私は違った。横に振りそうになった頭を無理やり縦に振った。ここで控えめになってどうする。どうせ来年からはまた1から人間関係構築しなおしなんだから、今くらい交友関係の開拓に挑戦したっていいじゃないか、と。湧きどころの不明なガッツに押され、偽りの自分が偽りでないと暗示をかけるようにその正体を隠し、はじめましてを繰り返した。そこでうまくいかなかったことや、疑問に感じたことは、既存の友人に相談した。これも前の記事のどこかで触れたが、私の周りは聞き上手な人が多いのだ。
来週木曜は修論本審査会だが、その2日後(土曜)にはサークルの追いコンがある。2年前にも学部卒のタイミングで一度追い出し対象者となったが、今回は本当に追い出される。同期への色紙に「修了おめでとう」と書くのは違和感が強い。私も「修了おめでとう」ってこと?マジ?私たち、もう6年目が終わるらしいよ。えー、にわかに信じられない。
この2つのイベントについては、また気が向いたら記事にしようかな?
卒業までにあと2つは記事書きたいなあ。
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