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企画者インタビューその弐!
こんばんは!インタビュー企画の第二回をお送りいたします。今回は、かきもちさんにお話を伺ってきました。かきもちさんは現在、科学コミュニケーターとして科学を一般の方と繋げる活動をしている方でもあります。それでは早速インタビューの方へ移って参りましょう。
Q. 本を書こうと思ったきっかけはなんですか?
「大学一年生の時からなんとなく、科学に関する本を書きたいと思っていました。科学のことを伝えるには本が適していると思っていたからです。」
Q. 出版甲子園に応募しようと思ったきっかけはなんですか?
「大学で4年間学んできたことをまとめようと思っていた時、出版甲子園が企画募集をしていることをTwitterで知り、募集ジャンルの種類も多かったので挑戦できるかもしれないと思い、応募しました。」
Q. 企画書を書くうえで心がけたことはなんですか?
「人が手に取ってみて、面白いと思ってもらえるものを作ろうということです。そのために売れている本の構成や文体を参考にしました。また、一人で考えていると視野が狭まるので、他の人に企画書を見てもらったりもしました。」
Q. 審査を重ねる度に新たな良い要素が付け加えられていましたが、そのコツは何ですか?
「書店に行って、アイデアになりそうな本や自分が良いと思った本を分析し、こういう構成が良いのか、こうしたら多くの人に受けるのかと発見を繰り返し、それを企画書に取り入れていったことだと思います。」
Q. 担当者とのやりとりのエピソードや感想はありますか?
「遠距離で連絡を取り合っていたため、台風の時期などは連絡が思うように取れず大変なこともありましたが、それでも最後まで共に歩んで来てくれたことはうれしかったです。」
Q.研究と企画書執筆の両立はどのようにしていましたか?
「昼間に研究をし、夜に企画書を書いていました。昼間でも空き時間などに企画について考えを巡らせたりして、企画書執筆に取りかかりやすいようにしていました。」
Q. 決勝大会のプレゼンで工夫した点、プレゼンの感想を教えてください。
「絵や写真を多く用いて、観客が一発で理解できるように工夫しました。また、最後の方に時間調整用のスライドを用意して、時間的に厳しいと感じても5分以内におさめられるようにしました。プレゼンは非常に緊張しましたが、審査員の編集者達が熱心に聞いてくれたのでとてもうれしかったです。」
Q. 審査員の評価や質疑応答の感想を教えてください。
「自分の企画のここを突っ込まれるかもしれないと思っていたところを的確に突いてきたので、やはり鋭いと感じました。ただ、企画をこうしたらもっと良くなるとアドバイスもしてくれたのはうれしかったです。」
Q. 第16回大会応募者へのメッセージをお願いします。
「きっかけは何でも良いので、本の出版を重く考え過ぎず気軽に挑戦してみてほしいと思います。出版甲子園は真摯に対応してくれるので思いの丈をぶつけてみてください。」
以上、かきもちさんへのインタビューでした。企画応募を迷っている方は是非、この記事を参考にして応募してみてください。