予定は未定
年の瀬に
自粛生活がもたらした日常の変化について
主婦目線でちょっと考えてみます。
子供の学校行事や部活、役員の集まり
盆、正月の親戚の集まり
会社の飲み会や忘年会…
去年から自粛生活で様々なものが中止や見送りになったり、簡略化されたりした。
中止や見送りは残念な気持ちもあるが
簡略化は進化だなと思う。
コロナ初年度よりも2年目の方が予定変更の決断も対応もスムーズだった。
社会が『予定は未定』という概念を思い出した気がする。
コロナ以前は
何がなんでもプランAを必ず遂行するという
融通の効かなさがあった気がする。
部活の試合なんて最たるもので
たとえ台風が直撃でも
朝6時に警報が出てなければ決行!
現地集合・現地解散
送り迎えは保護者の責任で安全に!
雨漏りがするほどの激しい雨風の中、
室内競技だから決行!という試合もあった。
運動会が台風で延期になることはあったが
何がなんでも予定プログラムを行っていた。
コロナ以降ではスタートを早め、PTA競技、部活紹介などを無くし、半日開催となった。
午前中開催は熱中症対策にもなるので、来年以降もこのままでも良いとの意見もあった。
発表会も密にならないよう、発表するクラスごとに保護者が入れ替わり、全校発表は中継モニターで視聴できた。
学校によってはインスタライブであったり、保護者は入場出来ないところもあったが
学校ごとに現場の先生方が工夫をされて
無事に様々な行事を開催されました。
いつも現場の方達の知恵と努力でまわっている。
それにストップをかけたり、判断を鈍らせているのは、私たち保護者や教育委員会等
第三者の目や意見なのだと思う。
完璧主義の社会が
現場の人達の主体性と思考を奪っている。
親の完璧主義が
子供の主体性と思考を奪わないように。
完璧主義を手離して2022年に進みたい。